エクサを使った5kmのトライアル大会
トライアル前に金哲彦氏による体幹トレーニングの講習が |
この日は、エクサミュージックの監修者である金哲彦氏も「体幹トレーニング」をコーチーすると共に、自己新目指して頑張って下さいとスターターを務めて檄を飛ばしていました。
リズムが合わず慌てる
トライアルは自己申告の予想タイムにより、100人を4グループに分かれてのチャレンジ。ガイドは、一番速い組で参加してみました。『ランニング クリール』の編集長も一緒です。他の組は比較的に近いタイムのランナーの組み合わせになりましたが、一番速いということは、とてつもなく速いランナーも入っているというわけで、トップとラストの差は一番つきました。その中で走っていたのですが、最初は設定したプレーヤーのリズム(bpm)と実際の走りのリズムが一致せずあわてました……。
他のランナーに惑わされないこと
トライアル開始。第2組200m地点。中央のランナーで4分30秒/kmペース |
しかし、それでもリズムが遅いので185bpmにアップ。これも次第に遅く感じられてきたのですが、それ以上のリズムがプレーヤーに入っていなかったのでストライドを広めにして曲に合わせるようにしました。これでなんとか走りと曲が合ったという感じ。タイムは21分30秒ほどで、思ったより遅くなりました。リズムの設定を190bpmだったらまた違った結果になったでしょう。
リズム無視はやっぱりダメ
他の参加者はどうだったでしょうか? 前半はトップグループでがんばっていたのに、後半はずるずる遅れた男性ランナーがいました。タイムはこれまでの自己記録とほぼ同じだったということ。話を聞くと、設定したリズムは自己記録狙いで、通常より5bpm速く設定したそうです。しかし、ガイドと同様にスタート直後はリズム以上に他のランナーを追ってしまって飛ばし過ぎたのが後に響いたとのこと。スピードが落ちてからはリズムのほうが速くなってしまったとのことで、全然役に立たなかった!? リズムを無視しては効果は期待できないですね。やや速めでチャレンジし、成功
一方、やはり通常よりやや速めに設定したのが効を奏して、大幅(2分20秒近く短縮して約21分40秒)に自己記録を更新した方もいました。この方は、最初からリズムに合わせて走り、後半は辛くなったがリズムに合わせるように頑張ったとのことです。そのとき借り出したプレーヤーに入っていた曲が自分の好な曲だったこともあって、気持ちよく頑張れたとのこと。エクサミュージックが後半の落ち込みを少なくする上で役にたったわけです。この他、20分を切るランナーも何人もいましたが、そのレベルになると特に耳からのリズムに頼らなくても自分のリズムを会得しているようでした。