マジに走っているランナー多し
平日の朝、ミセスマックォリーズ岬で階段ダッシュをする女性ばかりのクラブ。そのやる気に驚きました |
日本の様子とちょっと違うなという印象を受けたことをいくつか。
レースではのんびり走ったり歩いたりしているランナーが多かったですが、平日にまで走るランナーは、走ることに熱心な方ばかりのようで、ほとんどのランナーが全力疾走とまではいわないまでも、かなりのスピードで走ってます。これは男性も女性も。
筋トレや階段ダッシュを女性グループで行っている光景にも出くわしました。コーチもついているようでしたが、エリートレベルというわけではなく、体型から見ると初心者もかなり含まれているように見受けました。
でも全体的にみると、シドニーで見たランナーは皆さんおおらか。お尻のサイズを隠すためにランスカを履くなんていうこともないようですし、レースでは中間点で女性ランナーからタイムを聞かれました。たまたまかもしれないですが、ウォッチなしで走っているんですね。記録とかペーストかをシビアに考えないようです。
通勤ランは男女とも
雨の夜でもジョガーは絶えず |
食べるために走るシドニーランナー
走った方がわくわくしてしまうロケーションに恵まれている |
食べ物豊富でおいしいとなれば過剰摂取、といって食べる量は減らしたくない、でも命は惜しいとなれば残る道は体を動かすのみ。シドニーのランナーは食べるために走っている、という印象を受けましたがいかがでしょうか。
トイレはいずこに……?
起床後すぐに走り出すとかならずやってくるお尻のもぞもぞ。困りますが、実施の話、公衆トイレはあまり見かけませんでした。もちろん公園や駅にはあります。ハイドパークなど市の中心部を走っているなら、ホテルに簡単に戻れますが、遠征するときは注意を。いざとなったらカフェにでも駆け込んでください。そんな時のために、ウエストポーチにお金とティッシュを用意して走り出すことをおすすめします。70年ぶりのイベントにびっくり
朝起きてカーテンを開けたらこの世の終わりかと思えるような光景が |
午後までには納まって夜景が輝いていました |
砂漠の赤い粒子が、日本でいえば春一番のような春の嵐で舞い飛んできたのですが、朝、ホテルのカーテンを開けたときは驚き。赤い霧? 火事? 第三次世界大戦? 表にはひっきりなしに救急車のサイレンの音。テレビを付けるとニュースキャスターもビックリした様子でダストストームだと報道していました。
こんな時にシドニーのランナーはどうしているのだろうか? 興味があってホテルの外に出てみると埃っぽいにおいがしています。その中を、いるんですね、ランナーが。さすがに数は少なかったですが、散歩する人もいました。我々もしたんですけど。
マスク姿で散歩している我々に興味を持った現地のニュースカメラマンから、被写体になってくれと頼まれたり……。このダストも夕刻近くにはおさまり、ハイドパークには徐々にランナーが増えていきました。
シドニー、いろいろなことがありましたがランナーにとっていいところですよ。
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シドニービジター情報センター