ジョギング・マラソン/ジョギング・マラソン関連情報

乳がん検診啓蒙活動ピンクリボンランとは?(2ページ目)

30代、40代の女性ランナーが増えていますが、この年齢は、女性にとってはガン罹患率が高まる「ガン年齢」です。最も多い乳ガンの検診・早期発見を呼びかける、ピンクリボンのランニングイベントを取材しました。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

検診機器を贈るチャリティランニングも

男性参加者もたくさん。愛する人を守るために走る
男性参加者もたくさん。愛する人を守るために走る
会場にはマンモグラフィーの受診体験コーナーも
会場にはマンモグラフィーの受診体験コーナーも
10月18日(土)、東京都千代田区にて日本で地道にランニングやウォーキングを取り入れたピンクリボン活動を行っている「ラン・フォー・ザ・キュア」によるランニングとウォークの皇居一周大会や、アディダスジャパン主催による「ピンクリボン ナイトラン」の催しがありました。

「ラン・フォー・ザ・キュア」による「2008ラン・フォー・ザ・キュア©/ウォーク・フォ・ライフ」は日比谷シティを会場に2000名が10kmランニングや、5kmウォークを実施。男性も参加し、ピンクのシャツで道行く人にアピールしました。催しではマンモグラフィーによる乳がん検診も行われ、毎年この大会で検診する人もいるとか。参加費はチャリティで、収益金によってがん検診をおこなう病院にマンモグラフィー機器を寄贈したり、マンモグラフィー検診費用の助成を行っています。


女性70人が原宿を練り走る!

女性ばかり70人が夜の原宿へ。注視を集めた
女性ばかり70人が夜の原宿へ。注視を集めた
謎の女性グループ「ヒメクラ部」もピンクで参加
謎の女性グループ「ヒメクラ部」もピンクで参加
左からアン☆ドゥの雅美さん、大島めぐみ選手、市橋有里さん、アン☆ドゥの里美さん。里美さんは妊娠8ヶ月状態で5kmほどラン。女性は強い
左からアン☆ドゥの雅美さん、大島めぐみ選手、市橋有里さん、アン☆ドゥの里美さん。里美さんは妊娠8ヶ月状態で5kmほどラン。女性は強い
里美さん(右)が手にしているのは雅美さんが乳がん体験を書いた「支え~乳がんからの生還」
里美さん(右)が手にしているのは雅美さんが乳がん体験を書いた「支え~乳がんからの生還」
アディダスジャパンは、ピンクリボン運動に賛同してアディダス パフォーマンスセンター原宿を拠点に、神宮外苑でのナイトラン+豪華なゲストによるフォーラムスタイルの催し「プリティ イン ピンクラン」を10月15日(水)に行いました。

ランニングの部には、アディダスランニング共和国の創設メンバーでもある市橋有里さんと現役マラソン選手の大島めぐみさん、それに双子の美人タレントアン☆ドゥが参加。「その正体は何者?」と雑誌を賑わしている女性ランニングクラブの「ヒメクラ部」メンバーが揃いのユニフォームで華やかさを増し、これに負けじと、女性誌にしては格段にランニング特集が多い雑誌「FRaU」の編集スタッフが4人も参加。華やかな参加者70人ほどで原宿の街から神宮外苑を「練り走り」ました。

ランニングの後は、ゲストのおしゃべり。特にアン☆ドゥの姉の森下雅美さんは、タレント活動中に乳がんを発見。抗ガン剤治療による脱毛をウィッグやつけまつげで隠しながらTV活動を続けていたとのこと。同じ年代の同性という身近な人の体験談だけに、それまで「ピンクリボン活動って何?」といっていた参加者も真剣に雅美さんの話を聞いていました。
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