女性ランナーと重なるがん年齢

乳がん早期発見のシンボル、ピンクリボン
乳がん早期発見のシンボル、ピンクリボン
10月は「がん月間」でした。世界各地でがんの予防や早期発見、早期治療を呼びかける催しが行われましたが、その中でも社会的によく取り上げられていたのが、乳がん検診受診の啓蒙活動であるピンクリボンではなかったかと思います。

リボンは、イエローリボンとかブルーリボン、ホワイトリボンなど活動を象徴する意味合いとして、あるいは組織のアイデンティティを表すシンボルとして使われています。

ピンクリボンは、乳がんで悲しむ人をなくそうという活動のシンボル。男性のがん年齢は40歳から、女性のがん年齢は30歳からといわれます。女性のがん年齢が早いのは、乳がん、子宮がんがあるためです(まれに男性でも乳がんになる方がいます)。日本人は胃がん、大腸がんが多いのですが、女性の場合、50歳代後半までは胃がんや大腸がんより乳がんのほうが多いのです。そのリスクは45~49歳の場合、胃がんの3倍、年間1万人の方が乳がんで亡くなっています。

「ラン・フォー・ザ・キュア」によるランニングとウォーキングのイベント
「ラン・フォー・ザ・キュア」によるランニングとウォーキングのイベント
なぜ、ジョギング・マラソンコーナーでこんなテーマを取り上げるのか?

乳がん検診を呼びかけるピンクリボン活動にはランニングを取り入れたイベントが多いからなのですが、なぜピンクリボン活動にランニングを取り入れるのかというと、ランニングに乳がんの予防効果があるからというわけではありません。ジョギング・マラソンを始められる年齢と、乳がんの危険性が高まる年齢が一致しているということだと思います。