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日本山岳耐久レース(山耐・ハセツネ)対策(5ページ目)

体力走力だけではない、知力も総動員して戦うのが日本山岳耐久レース(「山耐」「ハセツネ」)です。ひと月余に迫った2008年大会までに<抜け>をなくす最後のチェックを。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

必要な装備を見極めて軽量化する

霧が出ると明かりが霧に拡散されて極度に視界が悪くなる。眼鏡使用者にはハンデ
霧が出ると明かりが霧に拡散されて極度に視界が悪くなる。眼鏡使用者にはハンデ
携行品の重量は軽い方が絶対に楽です。といって必要な装備を削るわけにはいきません。何が自分にとって必要なのか? これは、実際に経験しないとわからないことが多いので、試走をおすすめします。しかし、わかるまでの試走回数を減らすために、経験者の情報は極力収集すべきでしょう。

山耐を走ったうちの何回かを長谷川恒男CUP 第11回日本山岳耐久レースで個人的に紹介しています。今回この記事を書くために読み返したのですが、誤字脱字の発見と共に、体力が衰えるのと共に装備品も変化していることに気がつきました。

この経験談をすべて読んでもらえるとどのようなものが役に立ち、何が無駄だったかがわかると思います。ただし、これはあくまでもそのときの私が基準です。参考資料として読んでください。

簡単にまとめると、

・食べ物は持ちすぎるおそれがある
・ライトは明るいほどいい
・ライトが明るければストックは不要(上り下りの苦手な人にはおすすめですが)
・水は気温が高ければ多めに、雨なら少なめ

ちなみに今年の大会時の日没は17:12、日の出は5:48。月の出は15:33、南中21:34、月没3:45で月齢12.3。夜間は晴れていれば、日付が変わる頃までは月の光がけっこう明るいでしょう。足もとがよい場所ならライトを点けずとも十分に歩けます。したがって、LEDライトなら電池は軽い単4型で十分です。月光がなければ、電気の消費量が多いライトには予備電池を持ちましょう。
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