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2ヵ月半の準備期間でフルマラソン挑戦!2(5ページ目)

レースまで2ヶ月を切り、チャレンジャーも張り切って自主練習を積んできた様子。そんなときに陥りやすい落とし穴も。増田明美さん、白戸太朗さんが、直近の調整法と海外マラソンの楽しみ方を語ります。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

膝を痛めることが多い理由

モチベーションが高いだけ頑張りすぎてしまう心配が
モチベーションが高いだけ頑張りすぎてしまう心配が……
増田 膝を痛める人が多いですね。膝が痛くなるのは何が原因なんですか?

白戸 走ると衝撃を受けますね。最初にシューズ、そして靴下、カカトについている脂肪、そして筋肉と。普通は筋肉までで吸収して、関節とか頭とかに衝撃が及ばないようにしているわけですね。ところが疲れてくると筋肉がだんだん固くなってきて衝撃を吸収しきれず、衝撃が、靱帯、そして関節にきちゃうわけです。だからフレッシュなときに痛くなるということはないと思うんです。特に膝は一番負担がかかるところですからなりやすいんですね。 

そして、体重がある人、筋力が弱い人、細身の人でも筋力がない方はなりやすいんですよ。

結構、皆さん痛みが出てもそのまま練習を続けている方が多いですね。痛みがあるのはやっぱり体が何か訴えているので、その不具合、原因は何か、探ること。そして自分の体をしっかりケアしてあげること。アイシングをするとか練習を休むとか。

いま一番気をつけなければならないことは、ベルリンマラソン直前でモチベーションが高いでしょ。練習でも頑張れるじゃないですか。それはいいんだけど、大会があるからと少しくらい痛くても無理を重ねてしまうこと。肝心の大会の時には全部歩きましたなんていうことになったら、それは辛いです。

特に初マラソンの方は、タイムを測るとどんどん速くなっていきますよね。練習もどんどんできるようになって面白いですけど、故障が出たときには必ず立ち止まることを忘れないでください。
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