マラソン大会に持って行く物
あれやこれや細々とあるので忘れやすい。ゆとりを持って、事前に用意をしておこう |
■入れ物
ショルダーバッグかザック ショルダーバッグが口が大きく開いて便利ですが、電車で移動するならザックのほうが持ち運びが便利です。口が締まること、ポケットがついていること。入賞するようになったら、賞品を入れられる大きなポケッタブルバッグも用意しましょう!
■シート
会場にシートを広げればそこがあなたの陣地です。寝転がって手足が伸ばせるサイズがほしいです。防水性のあるシートにしましょう。
■参加受付票
一般に大会の2週間前くらいに送られてきます。これを忘れるとスタート前に面倒なので、忘れないように。記入すべき所は事前に記入しておきましょう。
■お金・貴重品
残念なことに、大会ではよく盗みが発生するのです。大会本部も貴重品は身につけているように呼びかけていますが、いろいろ持って走るのは邪魔になります。携帯するお金は最小限に、貴重品やカード類は持って行かないようにしましょう。携帯電話などは、走る前に電源を切っておくことをおすすめします。カメラは、デジタルではなく使い捨てカメラにしてはいかがでしょうか。
■レース着は天気次第
天候はもちろんレースの記録にかかわってきますが、その前にレースに着る物を決める大事な条件になります。実際には、10km程度のレースの場合何を着てもさほど問題ではないのです。つまりそれ程天候を気にする必要はないということになるのですが、ハーフ、フルマラソンと距離が長くなるにつれてウエアが大きな要素を占めるようになります。
というのは、疲労が積もってくると体の動きが悪くなり、そのために体が冷えてきます。するとさらに体が動かなくなりさらに体が冷えるという悪循環になるのです。といって厚着をしていると、暑くて汗をたくさんかき、これも早くばててしまいます。大会当日の天候がどのようになるのか、予報士になったつもりで推理してみましょう。次第に予報の精度が高くなってきます。
レース時の天候の予想が付かないときには、あらゆるケースを想定して、それに見あったレースウエアを用意します。
■レース着・上
天気がよければ5kmはランニングシャツ、10km以上はTシャツがいいでしょう。寒い時にはアームカバーをつけます。これは重宝するので一つ用意しておくとよいと思います。雨の場合は、ベスト型のウインドブレーカーを加えます。激しいみぞれの中のハーフマラソンを走ったことがありますが、この時は上だけ登山用のレインスーツを着て走って大正解でした。
スタートまでの待ち時間が寒いときがあります。こんな場合に備えて、棄ててもいい長袖シャツなどを取っておいて持参します。スタート直前まで着ていて、スタート時に脱ぎ捨てて走りだします。大きなポリ袋に穴を空けてかぶっている人もいます。
■レース着・下
脚部は寒さに強いのと、足の動きを妨げないように、なるべくランニングパンツ、長くてもハーフパンツにとどめましょう。11月や2月のレースでも、気温が25度近くなるということもあります。ウエアは臨機応変に考えます。晴れた時用、雨の時用、着替えを別のスタッフバッグにまとめておけば探すのも簡単です。
■手袋
秋から春の間は必需品です。指先の移動スピードは、走るスピードに加えて腕振りで動くスピードが加わりますからとてつもなく早くなり、熱を奪われます。汗や給水で濡らしてしまうので、濡れても冷たさを感じない、それでいて軽い素材がグッドです。ただ、雨の日や厳冬でなければそんなに気をつかうことはありませんが忘れてはいけません。最悪忘れたときには、コンビニで軍手を買うなどしてでも準備しましょう。
■靴下
いつも履きなれているもので結構です。
■帽子
暑さに対する強弱も関係しますが、一般的には、晴れた時と雨のときは被りましょう。
持ち物リスト
□大会参加証□ザック
□シート
□時計
□レース着(晴れた場合用)
□レース着(悪天用の予備)
□着替え
□タオル
□飲み物(現地でも買えるが、用意しておけば余裕)
□食べ物(スタートまでに消化の良いゼリー、ブドウ糖などを)
□お金(最小限に。札を折りたたんでポリ袋に入れパンツのポケットに。)
□保険証のコピー
フルマラソンの場合の追加品
□ワセリン(股ズレや足のマメ予防)□テープ(乳擦れ防止に乳首に貼る)
□小さなウエストポーチ(飴を入れる)
□飴(補給が豊富なレースでは不要)