タイミングを計測
ストロークのテンポを養成する練習器具「ゴルフメトロノームプロ」。ショットでも使用可能 |
まずバックスイング、ヘッドを振りかぶるまでの時間を測定。それから切り返してからインパクトまでの時間を測定。さらにスイング全体の時間も測定します。測定された時間は、プロのパッティングなどから算出された好ましいリズム・テンポと比較することが出来ます。
ガイドのパッティングは、インパクトまでの時間はほぼ適正ながら、バックスイングの時間が理想よりもかなり長いことが判明。フィッターさんによれば、まっすぐ引こうとするあまり、バックスイングがどうしても遅くなっているのではないか?という見立てでした。バックスイングが遅くなることで、どうしてもインパクトでの調整が入り、緩みやパンチが入り、距離感が一定しないという指摘にはうなずけるものがあります。
リズムとテンポは、とても大事なものであると理解していても、実際に自分のパッティングの時間を意識することは、ガイドもありませんでした。現在はゴルフ用のメトロノームが発売されるなど、リズムを養成する練習もあるので、積極的に取り入れていきたいものです。
測定の結果、ガイドに勧められたのは、ホワイトホットXG2ボールパターのセンターシャフトモデル。長さは34インチということ。低重心でアライメントしやすい2ボールパターに、引っかけを怖がらずに打っていけるセンターシャフトとの組み合わせで、より安定したパッティングが可能になるというアドバイスでした。
「ODYSSEY PUTT LAB」(オデッセイパットラボ)には、各モデルの長さ違いなど夥しい数のパターが用意されていましたが、フィッターさんによれば、これでもフィッティングするには種類が足らないのだとか。本当にその人にあったパターを見つけるには、本当に微妙な検証が必要になるようです。
パッティング計測器「SAM」のセンサーは、パターに取り付けると数十gあり、少し重くなりすぎるきらいはありますが、それは将来的には改善されるでしょう。何より、これだけパッティングを科学的に解析し、ゴルファーのパッティングの傾向を計測できる仕組みが画期的だと思います。
今後、こうしたパッティングの計測システムは大きく広まっていくものと予想されますが、一方で、かなりのパターのバリエーションが必要になることから考えると、これらをさらに推進できるのは一部のメーカーに限られるでしょう。
ガイドも目から鱗のパターフィッティング。是非多くの方に体験していただきたいと思います。
ODYSSEY PUTT LAB(オデッセイパットラボ)
〒 108-0071東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル
東京パフォーマンスセンター(キャロウェイゴルフ本社ショールーム内)
■実施日時
毎週水曜日(祝祭日除く)
■予約方法
キャロウェイ製品正規販売店を通じて申し込み
<関連リンク>
パットラボ スタジオ(BOX GOLF)
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