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ドライバー長尺化は、トレンドになるか?(5ページ目)

SLEルール施行後、ドライバーの飛距離アップの新しい方向性として注目されるシャフトの長尺化。拒否反応を示す人も多い長尺ドライバーを使いこなせるか、ポイントを解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

長尺ドライバー選択のポイント

ガイドのこれまでの経験で言えば、シャフトが長くなったドライバーを使用すると、大多数のゴルファーが飛距離を伸ばしているようです。SLEルール施行後は、特にシャフトを長くした飛ばしのテクニックが有効になるでしょう。

一方で、ヘッド体積の大きさが拡大していくのには比較的すぐ慣れるゴルファーが多いのですが、シャフトが長くなることには抵抗がある方が、多いようです。またシャフトが長くなってしまったためにスイングのバランスが悪くなってしまうパターンも少なくありません。

現在、使用しているドライバーから、よりシャフトの長いクラブに変更する際のポイントは、実際に現在使用していて慣れているクラブのスペックを確認しながら、大きく変更しないことです。特に総重量とスイングバランスをチェックしましょう。総重量はそれまでよりも軽めを選択することが大切。その上で、スイングバランスの数値が極端に変わらないよう注意することです。

ドライバーをチェンジするときは、思い切って傾向の異なるドライバーを試してみたくなりますが、それまでスイングを作ってきたクラブの特性をNEWクラブでも生かすことが、長尺ドライバー選び成功のコツです。

私見ですが、シャフト長は今後も徐々にではありますが、長くなってくるものと思います。フェースの反発係数やヘッド体積などが既にルール上の限界にまで達しているのに対して、シャフトの長さに関しては、まだまだ伸ばしていく余地があるためです。シャフトの長いクラブを毛嫌いしているゴルファーも今のうちから、少しづつ慣れておいたほうが特策です。長尺ドライバーを上手に使いこなすことによって、飛距離アップを果たしたいものです。



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