SLEルールとは?

現在、市場ではルール適合モデルと、08年以降ルール不適合となるモデルが混在している。
写真はイオンスポーツ「GIGA XF400」(高反発モデル)
昨年末から、2006年シーズンに向けて、各メーカーから新製品が続々と発表されています。その中でもドライバーは、ゴルファーの関心も高い一番の主力商品とあって、それぞれの製品がその飛距離性能をアピールしています。

そして現在、ゴルファーの一番の関心事となっているのが、いわゆるSLEルールです。SLEルールとは、「スプリング効果(Spring‐Like Effect=SLE)」(※)を持ってはならないというゴルフ規則の条項に数値的な基準を設けたもので、クラブフェースの反発係数(COR)が、0.830以内でなくてはならないというルールです。

そもそもこのルールは、テクノロジーの進化によってドライバーの飛距離が飛躍的に伸びてしまったことに起因します。PGAツアーのドライバー平均飛距離は10年間で30ヤードも伸びており、現在も伸び続けています。

このままドライバーの飛距離が伸び続け、ミドルホールのドライバーショットがグリーン付近まで届いてしまったら…。パー4,パー5という、それぞれ2打,3打でグリーンに乗せるという規定打数は意味を成さなくなります。

ドライバーの飛距離アップは、ゴルフというスポーツの質を変えてしまう可能性のある重要な問題です。

(※ ゴルフ規則 付属規則II 5.クラブフェース a 通則 に 「クラブフェースやクラブヘッドの素材と構造(およびクラブフェースやクラブヘッドに対する表面処理)は、 (イ)インパクト時点でスプリング効果(R&Aのテスト内規による)を持ったり、(ロ)標準的なスティールフェースに比較して著しく多くのスピンを球に与えたり、逆にスピンを減らしたりするものであってはならない。また、 (ハ)球の動きに不当な影響を与えるような他の効果も一切持ってはならない」と定められている。)

<関連リンク>
(財)日本ゴルフ協会 ゴルフルール付属規則II


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