選択肢は無限大!奥深いビーズの世界
ビーズには数え切れないほどの種類があります。どれを選ぶかで、同じレシピでも全く異なる作品が出来上がることを、身をもって知る方も多いはず。素材選びのポイントをまとめました。
材質
きらめきと透明感が魅力 |
大人っぽく高級感のある雰囲気に |
ガラスや石に似せた風合いのものもあります |
本物の金属のほか、プラスチックに着色したタイプも |
透明度
左から、透明・不透明・半透明 |
形 サイズが同じでも、カットの違いで作風は変わります。
同じ4mmでもこれだけの差が |
そのほか ビーズは表面の処理の仕方で、色々なバリエーションが生まれます。以下に代表的なものを紹介します。上手に使い分ければ、微妙なニュアンスを出せますよ。
右がグロス、左がフロスト、奥がそのほか |
- グロス…表面を磨いて仕上げたもの。多くのビーズはこのタイプ。
- フロスト…表面を細かく削ってつやを消したもの。柔らかい印象。
- その他…ちりめん、シュガーパールなど。フロストより表面の凹凸が大きい。個性的なので、アクセントに使うと効果的。
左上から時計回りに、ピカソ、インライン、キャル、ラスター、AB |
- AB(オーロラ)…虹色の加工をしたもの。華やかな印象。
- サテン…スワロフスキークリスタライズの加工。元の色よりやや彩度が落ち、暗い色になる。
- インライン…穴の中に色をつけたもの。色みは加えつつ、軽やかな印象に。
- ミラー、キャル…表面に金属色を塗布したもの。高級感やシャープさを出したいときに。
- ラスター…白っぽい光沢を加えたもの。元の色より明るく柔らかい印象に。 ピカソ…主にチェコビーズの加工法で、表面に金属色やそのほかの色をまだらのように付けたもの。アンティークな風合いに。 ※表面処理や加工の名称は、メーカーによって異なることがあります。
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色と素材の選び方を工夫こそ、ビーズアクセサリー作りの醍醐味と言えるかもしれません。センスの見せ所なだけに神経を使いますが、最も楽しい作業でもあります。あなたらしさを大切にして、ぜひ、ステキな作品を作ってくださいね!
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