かつては男の子の夢のまた夢、宇宙飛行士(3ページ目)

事実に基づくヒューマンサスペンスドラマ
『アポロ13』

絶望的な状況の中、３人の乗組員とヒューストン管制センターの必死の救出作戦を描いた『アポロ13』

アポロ11号で人類月面着陸を成功させ「アポロ計画」は17号まで続きましたが、その中で「輝かしい失敗」と呼ばれたアポロ13号の物語の全貌をリアルに描いたノンフィクションドラマです。

13号ともなると「アポロ計画」も国民に飽きられ、全米ネットテレビ局はどこもアポロ13号を無視していました。しかし、機体に爆発が起こり、酸素が流出し絶望的な状況に瀕します。限られた時間の中で宇宙飛行士と地上の管制官たちの頭脳戦が繰り広げられるサスペンス！この事件にマスコミも一気に報道をはじめます。緊迫した最悪のシナリオの中、いかにして助かるのか？ 無事生還できるのか？ 極限状況下の宇宙飛行士の姿を描いた緊張感あふれる傑作です。

[作品紹介]
・1995年／アメリカ映画
・上映時間：140min
・監督：ロン・ハワード
・出演：トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリス

アポロ11号の裏話。巨大パラボラアンテナの迫力！
『月のひつじ』

宇宙飛行士の話でないけれど、宇宙への夢を映像で発信することに情熱をそそいだ物語『月のひつじ』

1969年７月、アポロ11号が人類初の月面着陸のために打ち上げられました。NASAは当初カリフォルニアにある施設で月面映像をとらえようとしていました。しかし打ち上げのスケジュールが狂い、オーストラリアのパラボラアンテナが絶好のポジションであることから、ニクソン大統領はオーストラリアから世界へ映像を発信するように依頼します。

NASAの科学者たちは「羊しかいない国で宇宙事業ができるのか？」と揶揄します。反発するオーストラリアの研究員たちとNASAの科学者が、次第にひとつの目的のために努力してゆく過程は感動ものです。

[作品紹介]
・2000年／オーストラリア映画
・上映時間：102min
・監督：ロブ・シッチ
・出演：サム・ニール、ケヴィン・ハリントン、トム・ロング

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