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中島健人主演『ラブ≠コメディ』、トイ・ストーリー最新作…映画ライターが7月公開作を本音レビュー!

映画ライターの筆者が試写で鑑賞した作品の中から、特にオススメしたい作品を5つピックアップして、本音レビューとともに紹介します。猛暑の夏、涼しい映画館で最高のエンタメ体験をぜひ! ※画像:©Storm Labels Inc. All Rights Reserved.

斎藤 香

斎藤 香

映画 ガイド

フリーランスライター。芸能誌、映画誌の編集者を経て、現在、映画を中心にWEB、紙媒体などで取材執筆活動中。インタビュー経験も多数あり。

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2026年も後半戦に突入! 猛暑の夏は映画館で涼みながら映画を見るのが一番です! 7月も見応えのある作品がたくさん公開されています。その中から、映画ライターの筆者が試写で鑑賞したものを本音レビュー。ランキング形式で紹介します。

5位:『モアナと伝説の海』2026年7月31日公開

モアナと伝説の海
©2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

2016年に公開されたディズニーアニメーション『モアナと伝説の海』の実写映画化作品。尊敬する両親から「海は危険だ。珊瑚礁の向こうに出てはならぬ」と言われてきたモアナですが、危機に見舞われた島を守るために、ある目的を持って初めて珊瑚礁の向こうへと旅立つモアナの成長を描いた冒険譚です。

モアナ役は新人のキャサリン・ランガイア、相棒のマウイを演じるのはアニメーションでもマウイの声を担当したドウェイン・ジョンソン。大きな空、美しい海、海の楽しさと同時に海の怖さも描いた映像は見事。

物語はアニメーションとほぼ同じなので新たな発見はないけれど、1つだけ挙げるとしたらモアナの相棒マウイ。アニメのマウイは丸顔でボディーもムチムチ。しかし、ドウェイン・ジョンソンのマウイはかっこよ過ぎるんですよ。筆者としてはマウイ独特のユーモアやノリが感じられず少し残念……。しかし、海好き、夏好き、モアナ好きの人にオススメの良作です。

監督:トーマス・ケイル

4位:『キングダム 魂の決戦』2026年7月17日公開

キングダム魂の決戦
©原泰久/集英社 ©2026映画「キングダム」製作委員会

「天下の大将軍になる!」と戦国時代を走り続けて来た信(山崎賢人 ※崎はたつさき)の新たな戦いを描く『キングダム』シリーズの最新作。前作『キングダム 大将軍の帰還』で王騎(大沢たかお)を失った秦国。その秦をつぶそうと趙をはじめとする六国が力を合わせて攻めてくる!という秦国大ピンチの物語。

本作の80%ほどが合戦シーンで、見ているこちらがクタクタになるほどのアクションの連続。とにかく登場人物が多いので、『キングダム』オタク以外は誰が誰だか分からなくならないよう鑑賞前にプログラムなどで予習していくことをオススメ。

秦国の王・嬴政(吉沢亮)と女官の向(蒔田彩珠)をとりまくドラマもあり、これは今後、王室を大きく揺るがす問題に発展しそう。

完全に続編ありきで作られているところがにくい『キングダム』シリーズ。続きが見たくなっちゃうじゃん!という新章のスタート、必見です。

監督:佐藤信介

3位:『ラブ≠コメディ』2026年7月3日公開

ラブ≠コメディ
©Storm Labels Inc. All Rights Reserved.

中島健人主演作『ラブ≠コメディ』は、実はラブ要素薄めなお仕事ドラマ。

王道アイドル映画で人気の俳優・神崎麗司(中島健人)は、演技派として認められたいのに、依頼されるのは軽めのラブコメばかり。そんな中、新作の共演者であるアイドルの南風美里(長濱ねる)がこだわりを持って芝居に取り組む姿を見て、麗司の心が変化していくのです。

麗司の新作のタイトル『壁ドン! 床ドン! 君にドーン!』という過剰な“ドン攻撃”が最高だし「賞が欲しい!」と連呼するケンティーを見て「意外と本音かも」と思ったりして。

スタッフに意見をして面倒くさい俳優扱いを受ける美里役の長濱ねるも好演。ドラマ業界あるあるを盛り込んだ内容が意外でした。

かみ合わなかった2人の歯車が次第にうまく機能していい作品へと昇華していくプロセスも素晴らしく、キャストとスタッフ、みんなの一生懸命さがトラブルを乗り越えていく展開もよき。単なるラブコメにとどまらない傑作です!

監督:紙谷楓

2位:『オブセッション 災愛』2026年7月17日公開

オブセッション災愛
©2026 Focus Features LLC.

YouTubeで実績を積んだ新鋭カリー・バーカー監督が手掛けた低予算のホラー映画『オブセッション 災愛』が全米で高評価かつ大ヒット!

内気な青年ベア(マイケル・ジョンストン)は片思いをしているニッキー(インディ・ナヴァレッテ)に振り向いてほしくて、おまじないをしてみたら、彼女は狂ったようにベアを愛するようになるという激愛ホラー。

豹変(ひょうへん)するヒロインを演じたインディ・ナヴァレッテが百面相のように表情を変化させてベアに迫る演技がすご過ぎて……。人間の顔ってこんなに変化できるんだとガン見してしまいましたよ。

怖いけれどおかしいという絶妙なラインから一度も逸脱することなく、最後までみっちり面白い奇跡のようなホラー映画。激推しです!

監督:カリー・バーカー

1位:『トイ・ストーリー5』2026年7月3日公開

トイ・ストーリー5
©2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

1位は大人気シリーズの5作目『トイ・ストーリー5』。おもちゃたちが子どもの成長とともに存在が危ぶまれていく中、どう生きていくかをコミカルに描いた傑作アニメーションの最新作。主役はカウガールのジェシー。子どもたちがタブレットに夢中な現代におけるおもちゃたちの危機感を描いています。

おもちゃたちが持ち主のアンディと美しく感動的にお別れした大傑作『トイ・ストーリー3』。しかし『トイ・ストーリー4』はエンタメ要素を盛り込み過ぎてドラマ性が薄かったので、筆者としては最新作が心配でした。しかし取り越し苦労でした。

持ち主に捨てられたジェシーが過去のトラウマを乗り越える物語で、タブレットで遊ぶことを否定せず、人形で遊ぶ子がいてもいいじゃないかと、遊び方の多様性をキャラの特性を活かして描いているのがいい。さすがディズニー&ピクサー、大満足です!

監督:アンドリュー・スタントン
共同監督:ケナ・ハリス

【番外編】『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』2026年7月31日公開

スパイダーマンBND
©2026 CPII. All Rights Reserved. ©& TM 2026 MARVEL

愛する人たちを守るために、友達、恋人などすべての人の記憶から自分の存在を消したスパイダーマンであるピーター(トム・ホランド)。ニューヨークで孤独に生きるピーターの新たな活躍を描くのが本作。

スパイダーマンとしての体の異変に気付いたピーターに新たな敵が登場。そして愛するMJ(ゼンデイヤ)や親友ネッド(ジェイコブ・バタロン)との関係はどうなるのか。

本作もレビューしたかったのですが、あいにく日米同時公開ゆえに試写を見られず……。面白いのはほぼ確定なので、注目作として推します!

監督:デスティン・ダニエル・クレットン

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