DTMユーザーには不人気だったWindows Vista
10月22日、いよいよWindowsの新バージョン、Windows 7が発売される |
とくにDTMユーザーでは、いまでもあえてWindows XPを選択して使っている人が少なくありません。その背景にはやはり当初ドライバがなく、多くのハードウェアが使えなかったことや、Windows Vistaにすることで動作が重くなるということがあるのでしょう。
また、Windows XPでとくに不満がないから、Windows Vistaにする必要を感じないという人は、DTMユーザーに限らず、多くのWindows XPユーザーに共通する思いだったかもしれません。
とはいえ、Windows XPは既に発売を終了しており、入手困難になっています。終了するといわれていたサポート期間が5年延期されたとはいえ、そろそろ次のOSへ乗り換える時期に来ているのは確かのようです。
10月22日に発売が決まったWindowsの新バージョン
Windows7の価格も発表され、Ultimateが\38,800円、Professionalが\37,800、HomePremiumが\24,800円となっている |
このWindows 7はWindows Vistaの高機能性をさらに高める一方で、不人気だった欠点を補い、より高速に動作するということで、徐々に注目を集めてきています。
実際、10日間限定ということで行われたアップグレードキャンペーンでは、Windows 7 Home Premiumのアップグレード版が7,777円で購入できるということもあり、6月26日の受付開始当日に限定数に達して終了してしまうなど、期待は高まっているようです。
また、Windows 7のRC版(製品候補版)のβテストというのが一般ユーザー向けに行われており、これに登録してすでにWindows 7を使ってみたという人も少なくないでしょう。このWindows 7 RC版を元にしたWindows 7の紹介記事も、雑誌やWebなどで広く掲載されています。
そこで、ガイドである私も、Windows 7のRC版をインストールして、DTMで使えるかテストしてみました。