ドライビングシューズとは「靴底がゴム、またはレザーにゴムが埋めこまれたタイプの靴」

車愛好家の方にはおなじみのドライビングシューズですが、いまタウンユーズとして素足で履きたいドライビングシューズが密かに人気です。
 
ドライビングシューズの特徴は、ソール部分の一部がラバーになっていること。

ソール部分の一部がラバーになったのがドライビングシューズの特徴。素足で履くドライビングシューズは夏のファッションにぴったり



ドライビングシューズとは、靴底がゴム、もしくはレザーにゴムが埋めこまれたタイプの靴を指します。ソールにゴムを付ける事により、運転中でも靴底がすべらないように、アクセルやブレーキを踏む足がより安定するように考案されています。また、かかと部分をゴムにすることにより、ペダリングによるかかとのすりへりを防止できるという利点もあります。
 

普段履きドライビングシューズの歴史は伊ブランド「トッズ」から

ドライビングシューズをタウンユースとして世に広めたのは、イタリアのブランドトッズ。「機能性が高く、しかもエレガントで仕事のシーンでも履ける靴はないか」……そう考えた3代目は、モカシンシューズの底に、133個のゴムの突起物を埋め込むことを思いつきます。それはトッズがアメリカでビジネスを本格化した70年代後半のことです。

アッパー部分はソフトなカーフスキンを用いたスリップオンタイプのモカシン、そしてソールはすべりにくいゴム素材。エレガンスと機能性を兼ね備えたこのモデルは瞬く間に人気となり、イタリア中部の家族経営の靴屋が、世界中にブティックを展開し、サッカーチームのスポンサーになるまでの国際企業として飛躍しました。
 

申し分ない履き心地の良さ

ドライビングシューズの何よりの魅力は、その履き心地のよさです。アッパー部分とソール部分が同じ1枚の革でできているため、靴底がよくしなり、足の動きに合わせて靴全体がフィットします。しかも底にラバーが貼ってあるため、地面からの衝撃をある程度ラバーが吸収し、滑り止めにもなります。運転するときのみならず、その機能性は歩くときにも発揮されるのです。
 
フィットするから履きやすく普段履きにも最適

アッパーとソールが一枚の革でできていて、フィットするから履きやすい!



履き心地をさらに追求されたい方は、柔らかいレザーを使用しているモデルがおすすめ。生後1年以内の子牛の革を使ったキップスキンだと革にしなりがあり、履き心地はこの上ないもの。ただ革が柔らかくなればなるほど耐久度が落ちるのもの事実です。

特に、土踏まず部分にラバーがなく、むきだしになっているタイプのものは足によりフィットするというメリットがありますが、土踏まずのところが地面に触れる度にすり減ってしまいます。そのあたりを留意して、自分の目的にあったドライビングシューズをうまく選んでください。
 

ドライビングシューズを履くときの靴下・パンツのおすすめコーデ

ドライビングシューズは素足で履くのが鉄則。ドライビングシューズを履いているのに靴下がちらりと見えるようではせっかくのおしゃれも台無しです。素足で履くからこそ、その素材にはこだわりたいものです。ただ、湿度の多い日本では、素足で履くと足がむれてしまうという悩みも。普段から足をこまめに洗う、ベビーパウダーをふってむれないようにするなど、きちんとフットケアをすることは大切です。

しかし、どうしても靴下がないと不快、という方は、フットカバー(または、アンクルソックス)をおすすめします。くるぶしくらいまでえぐられたカットの靴下を選び、くれぐれもドライビングシューズから見えないように心がけてください。
 
かかと部分の高い位置までゴムが。ブレーキやアクセルを踏む時でもかかとがすべらないようにと考案されています。さらにかかと部分がすり減らないというメリットも 

かかと部分の高い位置までゴムが。ブレーキやアクセルを踏む時でもかかとがすべらないようにと考案されています。さらにかかと部分がすり減らないというメリットも



ドライビングシューズと相性の良いパンツといえば、丈が短めのタイプ。パンツをロールアップ(参考:ロールアップ術を駆使して今年っぽく)するときも、ドライビングシューズなら難なくはまります。素足をちらりとのぞかせる、そんな憎い演出で、爽快なイメージを楽しんでください。

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