市内観光は乗り降り自由な周遊バスで!
バンクーバーのダウンタウン近辺にはいくつもの観光スポットがありますが、歩いて回るには少々距離があります。かといって、市バスを乗りこなすのは面倒…… そんな人におすすめなのが、「ホップオン・ホップオフ」と呼ばれる乗り降り自由に、市内各所の観光スポットを周回する観光バス。周回ルート上に主だった観光スポットがありますので、そこで降りて、しばらく過ごし、次に来たバスに乗って、次のポイントを目指す…… 周回ルートなので、最終的には元のバスに乗った場所に帰ってくるというわけです。バンクーバーにはこのような定期バスの会社が2社あります。ルートや観光内容が若干異なりますので、それぞれ分けて紹介します。
ビッグバスで周遊
ビッグバスは二階建てなどの楽しいバスで運行しています
周回ルートは1周通しで乗ると90分。停車箇所は全22箇所ですが、主な停車場所は以下の通り。
カナダプレイス~ダウンタウン内ホテル~グランビルアイランド~イングリッシュベイ~スタンレーパーク入り口~ロブソン通り~市立図書館~チャイナタウン~ギャスタウン~カナダプレイス
スタンレーパークには入り口までしかいかず、公園外周路には入りません。スタンレーパーク外周路まで含めたルートが良いなら、後で説明するバンクーバートロリーを利用することになります。
こちらのバスの最大の利点は日本語の観光案内(オーディオサービス)があること。英語の説明では意味がわからないという人には、安心のサービスですね。
スケジュールは夏が午前9時から17時で、15分から20分間隔での運転。冬が午前9時から15時45分で、45分間隔での運転。
バンクーバートロリーで周遊
ケーブルカー風なバスで運行されているバンクーバートロリー。(写真提供:Tourism BC/Dannielle Hayes)
カナダプレイス~ダウンタウン~スタンレーパーク(公園内6箇所停車)~イングリッシュベイ~バンクーバー博物館~グランビルアイランド~イエールタウン~カジノ~市立図書館~チャイナタウン~ギャスタウン~カナダプレイス
こちらのバスはスタンレーパークの外周路も含まれますので、公園内をくまなく見たい人にはおすすめ。ただし、こちらのバスには日本語の案内はなく、すべて英語による案内なので注意が必要。
スケジュールは9時から16時で、主に20分間隔にて運転されています。こちらのおまけはグランビルアイランドフェリーのチケット。「使える」おまけです。
パークシャトルでスタンレーパーク内を周遊
スタンレーパークを巡回するシャトルバス。見た目はトロリーと変わらない(C) Tourism Vancouver
このバスは公園の外周路を周回。運行シーズンは年によって変わりますが、通常6月中旬から9月の中旬。午前11時から18時ごろまで運行しています。1周に要する時間は約45分。 トーテムポール広場、プロスペクトポイントなど、公園内にある見所を中心に設けられた15箇所の停留所に止まります。
料金や最新のスケジュールなどの詳細はスタンレーパークシャトルのホームページ(英語)にて、ご確認ください。