バンクーバー/バンクーバー基本情報

バンクーバーの市内交通・空港からのアクセス(4ページ目)

空港から市内へのアクセス方法、市内、近郊に点在する観光ポイントを効率よく回るための公共交通機関の乗り方や料金についてのご紹介します。

執筆者:下村 猛

シーバスでノースバンクーバーへ

バラード入り江を横断するシーバス

バラード入り江を横断するシーバス

シーバスとはバンクーバーのダウンタウンからノースバンクーバーへ運行されている400人乗りの大型連絡船のこと。スカイトレインの発着駅であるウォーターフロント駅からバラード入り江を横断して、対岸ノースバンクーバーのロンズデールキーまでを片道12分で結びます。ロンズデールキーはバスターミナルなので、こちらもノースバンクーバー各地へのバスに接続します。

チケットはスカイトレインと同様に自動券売機で購入。料金はバラード入り江を越えるだけでゾーンが変わるので、シーバスに乗るだけでも、ゾーン2の料金が適用されます。

平日は午前6時から深夜1時ごろまでの運行。日中が15分おき、夕刻のラッシュを過ぎると30分間隔で運行されます。日曜は午前8時から23時と運行時間が短く、運行間隔も終日30分おきなので要注意!

ロンズデールキーはパブリックマーケットや、アクセサリーなどのショップ、軽い食事のできるフードコートがある、ちょっとおしゃれなウォーターフロントエ リア。バラード入り江の向こう側に、ダウンタウンのビル群が見え、食事やティータイムなど、ちょっと一息入れるのに良い場所です。また、吊り橋で知られるキャピラノ渓谷、ゴンドラで上れるグラウス山へのバスもロンズデールキー発着です。バスはどちらもグラウス山行の236系統を利用。キャピラノ吊り橋まで所要15分、グラウス山は終点で所要23分です。

フォールスクリークの渡し舟! フェリー、アクアバス

フォールスクリークとグランビルアイランド(写真手前)undefinedバラード入り江とは異なり、小さな船が行き交う。

フォールスクリークとグランビルアイランド(写真手前) バラード入り江とは異なり、小さな船が行き交う(C) Tourism Vancouver

かわいらしい渡し船、グランビルアイランドフェリー。

かわいらしい渡し船、グランビルアイランドフェリー(C) Tourism Vancouver

ダウンタウンの南側にある入り江フォールスクリーク。この入り江にも連絡船が運行されていますが、こちらはシーバスのような大きな船ではなく、約20人乗りのかわいらしい船。連絡船というより渡し船といった方が適当かも。

フォールスクリーク沿いの人気スポットであるグランビルアイランドへは、ダウンタウンから市バスで行くこともできますが、この渡し船を使えば水辺の風景も眺められるので、おすすめ。

 

レインボーカラーが目印のアクアバス

レインボーカラーが目印のアクアバス(C) Tourism Vancouver

グランビルアイランドフェリー、アクアバスという2社が運行していますが、ルートや船着場が若干異なります。ダウンタウン側の発着場は、グランビルアイランドフェリーがバラード通りの橋の下にあるアクアティックセンター(市民プール)の建物の裏手、アクアバスがホーンビー通りの突き当たりになります。船の色や形も若干異なり、グランビルアイランドフェリーが白と紺のシンプルなカラーリング。アクアバスがレインボーカラーと分かりやすい色を使っています。アクアバスには自転車ごと載せられる筏型のものなど、一風変わった形の船もあります。

どちらの会社もダウンタウン側からグランビルアイランドへは片道大人3.25カナダドル、12歳以下の子供と65歳以上のシニアは半額です。スケジュールは季節により異なりますが、観光シーズンである5~9月は、午前7時から22時までは5分おきに運行しています。
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