車のバッテリーは寿命がくる前に交換したい

車のバッテリーの寿命と交換時期の見極め方

車のバッテリーの一般的な寿命や、交換時期の判断方法などを解説


前回はテスターを使ったバッテリーの状態の見極め方について紹介しましたが、テスターを使ったバッテリーの状態の見極め方について「バッテリー寿命が目で見て分かる!?」で紹介しましたが、テスターまではちょっと……、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、テスターを使わずにバッテリーの寿命を推測する方法について紹介します。
 
バッテリー使用期間
バッテリーを交換するときは、交換した年月日をラベルなどで貼っておくと次回交換時期の目安となる
まず一番簡単にバッテリーの寿命を見極める方法が、使用期間と使用状況から判断するというものです。バッテリーの寿命は、使用状況によって大きく変わってくるものですが、おおむね2~5年というのがその目安となります。

2年というのは、バッテリーメーカーでも保証を付けていることも多く、バッテリーにとって厳しい使用条件においても、新品であれば最低でもこれぐらいはもつだろうという期間です。逆に5年というのは、バッテリーにとって理想的な使用状況で使い続けた場合で、使い方によってはさらに長もちすることもあります。

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車のバッテリー寿命の判断方法1.日頃の車の使い方(バッテリーの使用状況の過酷さ)

ではバッテリーにとって理想的な使用条件とはどのようなものでしょうか。それは毎日、ある程度の距離を連続して走行するような走り方です。例えば、一回の走行距離が20km以上で、渋滞などで停車する時間が短く、オルタネーターの充電効率の高い2000~3000回転付近のエンジン回転を多用できるような状況です。郊外などで、毎日ある程度の距離を通勤で通うといった使い方が、これに当てはまるでしょう。

逆にバッテリーに厳しい使用状況とは、エンジン始動の頻度が少ない、一回の走行距離が短い、渋滞などでアイドリングしている時間が長い、というようなケースです。例えば、都心部の宅配業者さんや週に1回近所のスーパーに買い物に行くときにだけしか使わないといった走り方が、それに該当すると思います。

そうした各々の使用状況からバッテリーの寿命を予測し、バッテリー上がりを起こす前にあらかじめ交換するというのが、ひとつの対策法です。使えるうちに交換するなんて勿体ない、と思われるなら、そろそろ寿命かなという頃に整備工場などでバッテリーを点検してもらい、交換時期のアドバイスをもらうのも手です。いずれにしても上がってしまってからでは意味がありませんので、早めの交換が大切です。
 

車のバッテリー寿命の判断方法2.走行時と停車時のライトの明るさの違い

ライトの明るさ
走行時と停車時でライトの明るさが違うようであれば、バッテリー劣化のサインかも?
日頃のクルマのコンディションから、バッテリーの状態を探ることもできます。最も分かりやすいのが、夜間ヘッドライトを点灯している時です。走行中は明るく点灯していたヘッドライトが、停車時には少し暗く感じられるという場合、バッテリーが弱ってきていることが考えられます。

これは、走行中はオルタネーターが発電しているため、十分な電力が供給されていたのが、停車してエンジンの回転数が下がると、オルタネーターの充電効率が下がり、バッテリーからの電力が持ち出されるようになるからです。このときバッテリーが弱っていると、ヘッドライトを点灯させるのに十分な電力を供給できず、ライトが暗くなってしまうのです。
 
ルームランプ
ヘッドライトで分かりにくい場合は、ルームランプの明るさの変化も目安になります
試しにギアをパーキングかニュートラルに入れてから、軽くアクセルを吹かしてみて、ライトが明るくなるようならば、バッテリーが劣化している可能性は高いといえます。ただし、この方法が使えるのは、一般的なハロゲンタイプのヘッドライト装着車に限ります。HIDタイプのヘッドライトでは、ハロゲンタイプに比べて消費電力が少ないため、相当バッテリーが劣化してきても、ライトの光度には影響してこないと思われます。
 

車のバッテリー寿命のその他の判断方法

その他のバッテリー交換時期の目安としては、ライトなどを消し忘れてバッテリーを上げたことがある、エンジン始動時のセルモーターの回り方が弱々しい、といった例が挙げられます。バッテリーは一度上がったくらいでは大丈夫、と思われている方もいるかもしれませんが、一度上がったバッテリーは著しく性能が落ちてしまいますから、早めの交換をお勧めします。

バッテリーに限らず、クルマの消耗部品はある程度劣化が進行すると、そこからの劣化度合いが加速度的に早くなるため、劣化の兆候が見られたら、早めに対策をすることが大きなトラブルを防ぐ唯一の方法なのです。

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