すしは好き?の活動
活動をしている様子。 |
児童の前で「英会話のやりとり」を先生同士で行うことができます。たとえば・・
■先生同士のデモ活動
先生1:Do you like sushi?
先生2:Yes, I like sushi.
先生1:What's your favorite sushi?
(10枚のカードを見せながら)Tuna? Scallop? Shrimp? Squid?・・
先生2:I like tuna!
先生1:Oh, you like tuna. Here you are.
(10枚のカードの一番上にマグロ絵カードを乗せて10枚手渡す。)
先生2:What's your favorite sushi?
(同様に10枚のカードを見せながら)Egg? Cucumber roll? ・・
という感じです。活動(1)は担任教師や外国人アシスタント、日本人英語講師と一緒にできます。担任の先生同士で行ってもいいでしょう。10枚重ねて渡すところがコツです。
■活動(1) One-two-three ゲーム
児童同士で「1-2-3ゲーム」をします。このゲームはペアになったチーム同士でプレイします。英語教室では個人プレイでもいいですが、小学校の場合はペアになって、お互いに助け合いながらプレイをするスタイルがいいでしょう。この場合、先生の動きは別々です。児童間をまわりながら、正確な発音を指導します。
<方法>
1:児童をペアにする。
2:10枚のすしカードセットをそれぞれのペアに配る。
3:リズムよく「One, two, three!」のthreeでカードを机の上に出す。
4:相手の出したカードの言葉を言う。「tuna!」
5:カードをペアになった子に渡す。「Here you are.」「Thank you.」
6:慣れたら「One, two, three」の代わりに「What's your favorite sushi?」を使う。
*リズムよく三拍子で言うことができます。
■活動(2) 寿司ネタビンゴ
自分の好きなすしでビンゴシートを作ります。先生は3箇所穴埋めビンゴシートを作っておき、子どもに好きなすしの絵と文字を描かせます。その後そのシートを持って輪になって座ります。輪になって座ることがポイント。“お互いの顔を見て名前を呼べる活動スタイル”に仕組んでおきます。
<方法>
1:ビンゴシートを持って輪になって座る。
2:児童Aから順番に次のようなやりとりをする。
子ども1:「Shungo-san, what's your favorite sushi?」
俊吾さん:「I like tuna. Mika-san, what's your favorite sushi?」
美香さん:「I like shrimp. Rina-san(以下同様)」
アイコンタクトのコミュニケーションを無意識に行えるような仕組み方が大事ですね。先生たちは輪の中に混じって座り、子どものコミュニケーションの様子を観察しておきます。最後にそれぞれの先生からほめる言葉を言うといいです。
活動(3)の「日本語、英語、どっち?」では国際理解を扱った内容は、次の第2回記事でご紹介します。
関連サイト:
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「小学校で英語教育ブームが到来!松川禮子先生インタビュー」
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