がんばれ!小学校英語(1)

成果のある小学校英語教育を目指す

もうすっかり「小学校英語」という言葉が定着していますね。平成18年3月から注目されている「小学校英語教育必修化」へも徐々に進んでいます。一方、日々高まる慎重派の意見。ここにも考慮しながら、小学校で英語を学ぶことにどれだけ価値があるのかを証明しなければならなくなってきました。

もうすでに93.6%の小学校で英語活動が行われているという現状を踏まえると、小学校英語必修化が全く白紙に戻ることはないでしょう。次に考えることは、いかに成果のある小学校英語を実践していくか、ということです。

そこで問題になるのは、成功の規準。つまり、成功と言えるレベルはどこまでをいうのか、これまで誰も言っていません。この規準になればいいのだ!と明瞭に発言できれば、目標も定まりますし、到達するためのカリキュラムも立てることができます。

この小学校英語の微妙な規準を意識して、小学校で英語教育を実践している教師を紹介しましょう。


教え込むのではなく、聞いているうちに身体に染み付いた

小学校教師歴27年の小川隆夫先生。専門は英語コミュニケーション教育。ようやく関東地区に公立小学校の実践者が登場!今年の夏は多忙なスケジュールだそう。スケジュール詳細は4ページへ。
小学校教師歴27年の小川隆夫先生。専門は英語コミュニケーション教育。ようやく関東地区に公立小学校の実践者が登場!今年の夏は多忙なスケジュールだそう。スケジュール詳細は4ページへ。
埼玉県戸田市新曽(にいぞ)小学校教諭の小川隆夫先生(50)。彼の勤める小学校では、担任教師全員が英語活動を行っています。「7年目にしてようやくココまでたどり着きました。」と話す小川先生。新曽小では、ALTと一緒の英語活動以外にも、日常的に英語ビデオ、歌を流し、いつでも英語が児童に届く環境を与えています。

たまたま小学校の教員になったものの、英語教員の免状も持っている小川先生は、子どもたちに英語を教えたいと思い始めました。以来、書店で販売している英語教材を自費で買い集め、子どもたちにどのような英語の力を小学生のうちに身に付かせようか考えていたそうです。

そして、小学校の英語教育は、「子どもの一生の財産として英語音声の基礎を培うことである」と確信しました。

>>今年で実践7年目の新曽小の実践でわかった10の秘訣>>