ピエモンテ風カッサータレシピ
カッサータといえば、オリジナルはシチリア。クリーム状のリコッタチーズをスポンジ生地を敷いた型に流し込んで固めるアイスケーキのようなものです。スポンジ生地を作ったり、フルーツピールをふんだんに使うシチリアのカッサータはなかなか作るのに材料が必要なので、今回は簡単にアレンジしてみました。
ピエモンテ風のカッサータとしたのは、まずピエモンテでもっとも美味しいチョコレートとノッチョーレ(ヘーゼルナッツ)を使用したこと。それとピエモンテもリコッタチーズを生産するので、その共通点からです。またスポンジのかわりにサヴォイアルディというビスケットにエスプレッソを添えてと。材料はピエモンテでの美味しいものばかり。リコッタチーズがメインになるので、生クリームの量は控えめ。だからアイスケーキのような感覚に比べ、とてもヘルシーです。
ピエモンテ風カッサータの材料(6人分)
ピエモンテ風カッサータの作り方・手順
ピエモンテ風カッサータの作り方
1:ヘーゼルナッツは200度のオーブンで5分間程ローストし、覚ます。
2:エスプレッソを1本につき大さじ1~2杯ずつかける。
3:リコッタチーズにグラニュー糖を入れ、混ぜ合わせる。
4:ヘーゼルナッツとチョコレートを入れ混ぜ合わせる。
5:カッサータの生地を流す。
6:冷凍庫で5-6時間冷し固める。
7:完成。
ガイドのワンポイントアドバイス
リコッタピエモンテーぜは入手困難なので、普通のリコッタロマーナを使用しますが、フレッシュなものを選びます。ラップを長さ多めに敷くときちんとサヴォイアルディまで覆い隠せます。また型から取り外すのに便利です。ヘーゼルナッツが手に入らない場合、クルミで代用しても美味しくいただけます。チョコレートはビターチョコレート“フォンデンテ”を使用。クーチュルベールでもOKです。もちろんフルーツピールを細かく刻んだものを入れてもOKですが、その際、チョコレートの量を少し減らします。サボイアルディがない場合、なくても美味しくいただけます。または砕いたビスケット生地やカットしたスポンジをかぶせても美味しくいただけます。ラップを敷き忘れた場合、軽く湯せんして型から外します。おもてなしに、ココアパウダーをふるとエレガントです。またはキャラメルソースを添えてもオシャレです。