母乳育児・授乳/ミルク・授乳の仕方

調乳の方法とは?湯冷まし、温度調節などミルク作りのポイント

ミルクの調乳方法は各メーカの説明書に従いましょう。清潔な環境で作り、3時間ごとにあげるというのは、母乳をあげる際と同じです。ここではミルクの上手に調乳する方法を解説します。飲ませた後は必ずゲップをさせ、赤ちゃんのお腹のガスを抜きましょう。

浅井 貴子

執筆者:浅井 貴子

母乳育児ガイド

調乳の方法

ミルクをあげるときは、赤ちゃんを少し斜めに抱っこするとよく飲んでくれる

ミルクの量は、粉ミルクの缶の説明書を目安にします、消化に時間がかかるのでなるべく3時間おきにあげて、母乳・ミルクの混合栄養にする場合は、基本は先におっぱいをあげてからミルクを足すようにしましょう。
   

調乳の方法!ミルク調乳時の注意事項

  • 調乳する場所はなるべく整頓して清潔に保ちましょう
  • 哺乳ビンや調乳器具などは必ず洗浄・消毒しておき、ほこりが入らないようにケースなどに入れましょう
  • ママの手は洗って清潔にしておきましょう
  • 調乳方法に対する国際的なガイドラインが2007年に変更されています。以前よりも調乳するお湯の温度が高く(70度以上)指導されていますので、調乳の方法、高温のお湯の取り扱いに十分ご注意ください
 

調乳のポイント……ミルクの作り方

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  1. 消毒した哺乳瓶に必要量のミルクをスプーンですりきって入れます
  2. 一度煮沸した70度以上のお湯を、やけどに注意しながらできあがり量の3分の2ほどまで注ぎます
  3. 乳首、フードをしっかりつけ、哺乳瓶を振ってミルクをよく溶かします。哺乳瓶が熱いので、清潔なタオルを巻くなどして持ちます。滑らないよう注意してください。上下に振ると泡ができてしまうので、円を描くように回して溶かします
  4. フードをつけたまま乳首をはずし、できあがり量まで70度のお湯または衛生的な湯冷ましを加えます。目盛りは泡の下であわせます。早く飲ませたいときは白湯かミルク用の水を足すと早く冷めます
  5. 乳首、フードをしっかりとつけ、やけどに注意しながらさらに軽く振ります
  6. ミルクが混ざったら、すぐに哺乳瓶を水や氷水にさらすなどして体温ぐらいまで冷やします。
  7. 腕の内側にミルクを少し垂らすなどして体温ぐらいになっていることを必ず確かめてから赤ちゃんにあげましょう
乳首を含ませみて、飲みの加減をホルダーを強く締めたり弱く締めたりして調節します。最後は、縦抱きにしてゲップ(排気)をさせ、胃に溜まった空気を出してあげましょう。

※画像提供:和光堂

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