ウォーキング/ダイエットウォーキングテクニック

モデル歩きでキレイに痩せる!モデルウォーキングダイエット

ランウェイを歩くモデルたちが美しいその理由とは、痩せているからなのか、顔が美しいからなのか……? 今回は、美しいモデル歩きの方法をマスターし、モデル歩きでキレイに痩せる「モデルウォークダイエット」に挑戦してみましょう!

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

モデル歩きで痩せる!「モデルウォークダイエット」とは?

モデル歩きでキレイに痩せる!

モデル歩きでキレイに痩せる!

ランウェイを歩く姿、ファッション雑誌で美しいポーズを取る姿……。モデルの美しさに見惚れたことのある人も多いのでは。
ランウェイを歩くモデルたちが美しいその理由は? 痩せてるから? 顔が美しいから? 最新のファッションだから? もちろんそれもありますが、彼女たちの美しさは、その歩き方やポージングによって演出されています。

そして美しく歩いたりポーズを取るためには相応の筋肉がついた体が必要。モデルのような美しい歩き方をマスターし、同時に相応の体を作っていく。それが今回ご提案する「モデルウォークダイエット」です。

   

モデルウォークダイエット実践前に、自分の日常をチェック

美意識チェック

美意識チェック

厳しい「美の世界」で活躍するモデルたちは、「美意識の固まり」といっても過言ではありません。あの美しいボディラインも歩き方も、高い美意識のなせるワザ。
「モデルウォークダイエット」を実践する前に、あなたの日常チェックを行いましょう。

下記の項目、いくつあてはまりますか?
YESの数をチェックしましょう。

【あなたの美意識度チェック】

* 靴はペタンコ靴が多い
* 姿勢は気にしない
* 鏡を見る機会は1日10回以下
* 運動習慣がない
* 矯正下着に頼っている
* ウォーキングは、1日45分以下
* ファション誌は美容室で見るのみ
* おしゃれに興味なし

上記、いくつあてはまりましたか?

■YESの数がゼロ!
美しさに努力を惜しまない貴女、更なる美のステージへあがるために、次ページのレッスンを即実践しましょう!

■YESの数が3つ以下
ラクして美しくなることはできません。簡単でもいいから、身体に刺激を与えましょう!日常で運動習慣をつけしなやかな筋肉をつけて美しいボディーラインを目指しましょう。

■YESの数が3つ以上
モデルウォークダイエットは、女性としてさらなる美しさを追求するものです。
貴女の場合、外見を最大限に美しく見せる「モデルウォーク」よりも、内面から健康になる「健康ウォーキング」からスタートすることをお勧めします。
基本の歩き方をマスターし、内面からの健康をウォーキングで手に入れてください。

基本のウォーキングテクニック
パンプスでダイエット!正しい姿勢とウォーキングで期待できる効果
 

ピンヒールでも美姿勢を保ったままウォーキングできますか?

あ

ヒールだと前重心に

ピンヒールでのウォーキングは、重心がペタンコ靴よりも前になります。
つまり、ピンヒールを履くと、左の写真のように、身体が前のめりになってしまいます。
前のめりになると、身体の重心バランスが崩れ、ヒップが突き出て、ウォーキング時に脚全体を使って歩く事が困難となる上に、膝が曲がり、見苦しい姿となります。
 
あ

筋肉で重心を真ん中に!

身体が前のめりになることを防ぐためには、安定した下半身の筋肉で支えるのは勿論、「腹筋」と「背筋」を使って傾いている上半身を身体の中心に持ってくる必要があります。そうすると左の写真のように身体が真っ直ぐな姿勢になります。

ピンヒールで美しく歩くには、下半身だけではなく、上半身の筋肉も使い、身体の重心を保ってウォーキングしなければならないんです!

ピンヒールをはいた時って、ピンヒールにふさわしい服装をしていますよね。「ウォーキング」だって、ピンヒールにふさわしい美しい歩き方にしたいもの。そうすることでしなやかな筋肉が養われ、ボディラインも美しくなるのですから。

お尻を突き出した「アヒルチャン歩き」だったり、ちょこちょこ内またで歩く「ひよ子ちゃん歩き」だったら筋肉が抜けている証拠ですよ。

ピンヒールを履いたときこそ、エクササイズのチャンスだと思いましょう!
美しく見えると同時に、エクササイズもできちゃうなんて、一石二鳥!
 

モデル歩きに挑戦!モデルウォークダイエットレッスンスタート

ピンヒールで歩く為には、筋肉が必要です。下記に挙げた、筋力アップの方法をマスターし、モデルウォークをマスターしましょう!
 
【レッスン1】重心を身体の中心に保つ練習
い

かかとをもっと引きあげて

ピンヒールは接地面積が狭いため不安定な構造となっています。
まずはヒールに頼ることなく、身体を引き上げる練習をしましょう。
爪先で歩くことで重心を引き上げる練習を行います。
左の写真は「爪先歩き」ですが、これでは足りません。
 
い

つま先歩きは美脚を作る!

写真のように、ヒールの高さを意識してつま先歩きを練習しましょう。
爪先だけで重心を身体の中心に持ってくる事の難しさを感じましょう。
膝を曲げない様に、真っ直ぐに脚を伸ばし、脚全体の筋肉を意識しましょう。
 
【レッスン2】内モモの筋肉をを使って歩く練習
う

内モモの筋肉を引き締めて!

「健康ウォーキング」とは異なり、モデルウォーキングは、一本の線の上に乗るように、脚をクロスさせて歩きます。
この時に、内ももの筋肉から力を抜いてしまうと左の写真のように、両脚の間に隙間が見える歩きになってしまいます。
バランスの悪いピンヒールでこのような歩き方をしたら見た目だけではなく、骨盤も開いてしまい、骨格バランスが崩れる元です。
 
う

脚全体を意識して

左の写真のように、内腿を意識して、歩きます。
すると、両脚の空間が見えません。見た目にも美しく、内腿を使うため、脚も引き締まっります。
両膝を真っ直ぐに伸ばして脚全体を使って歩く事を意識します。脚の動きが滑らかになるように、足首の関節も効果的に動かしましょう。
正面から見たとき、ヒールの靴底が見えない様に気をつけて。
 
【レッスン3】身体の揺れをなくす練習
え

タオルが落ちないように、
キープ!

身体が揺れてしまう人は、腹筋から力が抜けている証拠。腹筋と背筋で上半身をシッカリと引き上げ、更に固定して歩きましょう。
感覚が分かりにくい人は、練習方法として、左の写真のように、タオルを頭の上にのせて、タオルが落ちない様にレッスンしましょう。
歩く速度は、初めは、ゆっくりでかまいませんが、次第に早く歩いても身体が揺れない様に筋肉を使って歩きましょう。
 

モデル歩きで痩せるには、一歩一歩が美しさへのレッスンと思うべし

ランウェイを美しくウォーキングするモデルたちは、初めからあのような美しいウォーキングが出来たわけではありません。美しいボディーと恵まれた容姿を持っているモデルでさえも、毎日練習し、美しさに磨きをかけているのです。

彼女達は「美のプロフェッショナブル」。基本的なウォーキングの他に、ファッションやシーンにあわせたウォーキングをマスターします。
私たちは、モデルのように、ステージで歩くわけではありません。私たちのステージは、「日常」のあらゆるシーン。美しくなるために、道で、廊下で、あなたの美を表現しましょう。

なにも、公共の場で、大袈裟にウォーキングする必要なんてないんです。(かえって滑稽な姿になってしまいますので)
日常に溶け込む美しいウォーキングを「モデルウォーク」で表現しましょう。
お

一歩一歩が美への階段

日常生活の中で歩かない日はありません。
その、一歩一歩が美しさの階段を上るレッスンだと思って歩いてみて下さい。きっと、歩きが楽しくなるはず。

そうなってくると、歩く時間が自然と長くなり、知らず知らずのうちに筋肉が出来、美しいボディーラインを手に入れることが可能となってきます。

モデルウォークを日常で実践して、日常で、モデルのようにしなやかな筋肉で美しいボディーラインを手に入れましょう!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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