家庭でよく食べられるリゾットはサフランのリゾット
イタリアでは、スパゲッティなどのパスタ類だけでなく、ご飯を使ったリゾットもよく食べられます。ことお米を作る北イタリア辺りでは良く食べられます。とはいえ、日本で知られているリゾットといえば、ポルチーニのリゾットやミラノ風リゾットなど……、意外と手に入りにくい素材が入っていて、なかなか家庭でリゾットを楽しめない! という方も多いのではないでしょうか?果たしてイタリアでもそうかといえば、そうではなく、季節の素材をリゾットに入れて楽しんでいます。今回ご紹介するサフランのリゾットは、イタリアの家庭で大変良く食べられるシンプルなリゾットですので、ぜひお試し下さい。
サフランのリゾットの材料(2人分)
サフランのリゾットの作り方・手順
サフランのリゾットの作り方
1:みじん切りタマネギ、ニンニクを炒める
厚底鍋にタマネギのみじん切り、芯を取り除いたニンニク、オリーブオイル大さじ1を加え中火にかける。焦げないように気をつけながら、香りを出す。
2:洗った米を入れ、合わせ炒める
1に洗った米を入れ、合わせ炒める。
3:ブロードを200ccずつ加え、炊いていく
2のお米からパチパチと音がしはじめたら、ブロードを200cc加え、塩をし、リゾットを炊いていく。汁気がなくなってきたら、また200ccを加えて炊く。残りのブロードも汁気がなくなったら加えていく。焦げ付かないように、時々鍋底からゆっくりと混ぜあわせる。
4:バター、パルミジャーノ、オリーブオイルを加える
20分程で食感がアルデンテになったら火を止め、バター、すりおろしのパルミジャーノ、オリーブオイル大さじ1杯を加え、底の方からよく混ぜ合わせる。
5:オリーブオイルをまわしかけ、イタリアンパセリを散らす
皿に盛り、好みでオリーブオイルをまわしかけ、刻んだイタリアンパセリを散らす。
ガイドのワンポイントアドバイス
日本のお米はイタリアのお米に比べでんぷん質が強いので、ちょっと固めのアルデンテの状態で火を止めると、ちょうど良い歯ごたえになります。リゾットには、イタリアのカルナローリ米が一番合うのですが、若干高価です。日本米ですと、北海道の「きらら」がリゾットむきであると言われることがあります。カロリーが気になる場合は、バターの代わりにオリーブオイル大さじ2杯程を最後に加えてください。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。