2/2 北京ツアー [北京] All About

北京ツアーの種類
「組み込み型」と「フリープラン」。どちらがお好み？

北京空港。ツアーならば空港でのややこしい手続きに悩む必要なし！

そもそも“ツアー”とは、“パッケージツアー”、もしくは“パックツアー”の略で、旅行会社が航空券、ホテル、現地での空港送迎、観光などをパックにして販売する旅行商品のこと。パッケージツアーは出国から現地の観光、そして帰国までセットになっている「組み込み型」と、航空券、ホテル、空港送迎の手配だけで、中日は終日フリーという「フリープラン」に大きく二分されます。さて、それぞれの特徴を見てみましょう。

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北京ツアーの予約方法
ウェブサイトでの予約=お得、旅行代理店での予約=安心

旅行サイトの登場でツアー情報の収集が格段と便利に！

ツアーの予約は旅行代理店を通して行なう方法と、ウェブサイトを通じて行なう方法があります。リーズナブルなツアーを発見しやすいのは、膨大なツアー情報を収集、比較検討できウェブサイト。激安ツアーなど“掘り出し物”が見つかる可能性が高いのはこちらです。しかし一方で、問い合わせをメールして先方からの連絡を待ったり、ぴったりのツアーを見つけていざ申し込もうとしたら、すでに定員オーバーで予約できなかったりといったややこしい点もあります。その点、手軽で面倒がないのは旅行代理店を通じての予約です。こちらであれば、店頭もしくは電話にてスタッフが日数や内容、価格の希望に基づいたツアーを探してくれますし、細かい疑問についてもすぐに答えてくれます。やや割高でも、安心感を買っているんだと思えば高くないのではないでしょうか。

北京ツアーの予約に使える便利な旅行サイトについては本記事最後に紹介しています。

北京ツアーの日数
週末旅行でもOK！意外と手軽な北京ツアー

世界遺産の故宮博物院（紫禁城）。北京には全部で6つの世界遺産が

湖広会館の京劇。夜は舞台やマッサージを楽しんで

“北京”というと万里の長城や天安門広場、ラストエンペラーといった、やたら壮大なイメージが強く、よもや週末旅行として楽しめるなどとは思わない方々が少なくないようです。しかし、実際、北京ツアーのメインは2泊3日～4泊5日。つまり週末旅行としても十分堪能できてしまうのです。組み立て型ツアーではなく、フリープランで北京観光をする場合のコツとしては、観光地を市内と郊外の二つに分けて廻ること。1日（もしくは半日）を郊外観光に、残りの日数を市内観光に当てるのが効率よく廻るポイントです。

■北京郊外の主な見所

明十三陵・長陵の神道。。明朝皇帝が眠る陵墓郡

万里の長城＆明十三陵。この二つはセットで。半日の場合は万里の長城1箇所というのがベスト。

郊外の世界遺産にはほかに北京原人で有名な周口店もありますが、場所がかなり離れているため、一般的には万里の長城＆明十三陵が優先されます。

■北京市内の主な見所

毛沢東の肖像画が象徴的な北京のシンボル天安門

天安門広場（中心部）、故宮博物院（天安門広場の近く）、天壇公園（やや中心部）、頤和園（市内から遠い）、圓明園（頤和園の近く）、北海公園（故宮博物院の近く）、景山公園（故宮博物院の近く）、雍和宮（やや中心部）、后海（雍和宮の近く）、大山子798芸術区（やや中心部）

市内の見所を一日ですべて廻るのは不可能です。マックス4箇所といったところでしょうが、その場合かなり慌しくなりますので、3箇所ぐらいにとどめるのがベター。

北京ツアーの価格（相場）
シーズンによって大きく変動。ベストシーズンは秋

北京の秋。紅葉が美しい万里の長城「八達嶺」

北京ツアーの春は穴場！市内は黄沙もそう酷くはない

北京ツアーの価格は利用する航空会社や泊まるホテルなど条件によって変わってきますが、平均して3、4日間で5～7万というのが相場でしょう。以前、数十万していた頃と比べれば本当にお安くなったものです。

北京ツアーはシーズンによる変動が大きく、日本の長期休暇時（ゴールデンウォークなど）のほか、北京観光のトップシーズンの秋は通常よりもかなり高くなります。逆に、寒さが厳しい冬の価格は安くなり、5つ星ホテル滞在で4日間2万円弱！という想像を絶する超激安ツアーが登場したりします。少し高くても気候的に快適な旅を選ぶなら秋（9月末～11月初）、とにかく安くお得な旅を探すなら冬（11下旬～2月初）。ニーズにあわせてツアー選びができるのが北京旅行の魅力です。