北京のランドマーク・天安門広場

天安門

北京の顔・天安門周辺では軍隊、武装警察が警備にあたっている

共産党90周年

共産党90周年記念オブジェ。各記念日に中国チックに飾り付けされる

近代中国史の要でいつも中心舞台となってきた天安門広場。中国の色彩を濃厚に感じられる、まさに首都北京の顔です。この記事では天安門広場の歴史的背景や観光のポイントなど、旅行が何倍も思い出深くなるとっておきの情報をご案内します。北京訪問をお考えのみなさん、必読です!

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天安門広場
住所:東城区天安門広場
TEL:010-6511-8713(掲揚降納時間の問い合わせ)
入場:国旗掲揚の時間の1時間前~国旗降納時間(掲揚・降納時間は「天気ネット」の「北京天安門昇旗時間」に掲載)
料金:無料
アクセス:地下鉄1号線「天安門東」「天安門西」駅、2号線「前門」駅徒歩すぐ

天安門広場「近代中国の歴史の中心舞台」

天安門広場地図

花壇や大型スクリーンの登場など、近年広場は大きく変容

天安門広場国慶節

10月1日の国慶節の広場の様子。赤い国旗が空にたなびく

毛沢東の肖像画が象徴的な天安門城楼の南側に広がる、南北880メートル東西500メートル、東京ドーム約10個分の巨大な空間が天安門広場です。紫禁城の南側にあった丁字型の大通りが原型で、1954年に官庁や倉庫群が撤去されて現在の広場となりました。天安門広場では1919年「五四運動」、1935年「一二・九運動」、1949年「中華人民共和国開国宣言」、1989年「天安門事件」など、数々の歴史的瞬間が繰り広げられてきています。

 

天安門広場・見学のポイント1「見学は南から?北から?」

天安門広場

天安門城楼の上からの景観。広大な中国を実感できる場所

天安門広場セキュリティチェック

天安門広場に入るためにはセキュリティチェックが必要

以前、天安門広場は完全に開放されていて、いつでもどこからでも入れたのですが、現在、広場は鉄の柵で囲まれており決められた場所からセキュリティチェックを受けて入らなければなりません。また、開放時間も日の出から日の入りまでと制限されていることも注意です。

地下鉄の最寄り駅は「天安門東」、「天安門西」、「前門」の3つあるのですが、おすすめは前門駅で降りて南から北へと向かっていくコース。北京の建造物は「天子は南面す」の故事に従った南向きなものが多く、毛主席紀念堂や天安門城門も南向きだということもありますし、特に広場の後は故宮見学を……という場合は、南から進んでいくのがスムーズです。一方、天安門広場の後は前門へ……という場合は、天安門東か天安門西駅(東駅のほうが広場にやや近い)で降りて南下していく、というのがベスト。タクシーの場合は広場周辺の交通規制が厳しく限られた場所でしか停車できないため、自然と広場の南側(もしくは中央)からの見学となります。

天安門広場・見学のポイント2「国旗掲揚・降納式について」

天安門国旗

広場最北部にある国旗掲揚台。周囲には国旗護衛隊が

天安門広場

2011年の初め、広場北東と北西に常設の花壇が登場!

警備兵の物々しい動きで行なわれる国旗掲揚・降納式は広場のイベントの一つ。毎日、日の出に掲揚式が、日の入りに降納式が行なわれるのですが、注意しなければならないのが掲揚・降納式の時間。日の短い年末年始は7時36分(16時49分)と地下鉄の動いている無理のない時間帯なのですが、日の長い6月は4時45分(19時47分)と始発前。国旗掲揚・降納式を見たい場合は事前に「天安門昇旗時間」で時間をチェックして、スケジュールを立てるようにしましょう。

次のページでは天安門広場の見所を南側から順に紹介していきます。