ビーチ/フィジー

フィジー初の水上コテージ登場

意外かもしれませんが、フィジー初の水上コテージが2007年1月にオープンします。幸福が与えられるという伝説の地に建つ、水上コテージ。オープンが待ち遠しいですね。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

フィジー初の水上コテージが2007年1月デビュー

重厚感のあるエレガントなブレ(客室)デザイン
2007年1月1日に、フィジー初の水上コテージがお目見えする予定です。名前はリクリク・ラグーン・リゾート。リクリクとは、“穏やかな海”という意味。1島1リゾートが集まるママヌザ諸島のひとつに含まれ、アクセスのしやすさも手伝って、フィジーを代表する豪華リゾートとなることは、まず間違いないでしょう。


神話が残るリクリク周辺の海

幸福を与えてくれる海を望む、広々としたデッキテラス

神話によると、フィジーの歴史は紀元前1500年、エジプト北部からの船団の旅から始まりました。家族や戦士、職人などを乗せた船団は南西にある平和な島を求めて、インドネシア、パプアニューギニア、タヒチと巡り、フィジーの島々へ。ところがある日、悪天候に見舞われ、船に乗せていた祝福の魔法の箱が海へと落ちてしまいます。それが、マタマノアやマナ、そしてリクリクの3つの島の周辺。船長は、これは神のご意思であると魔法の箱を探すことなく、平和な地を求めてフィジーの本島にたどり着きました。そして、フィジアンの間ではこの箱がまだ海の中に眠っているとされています。そして、このエリアの村の人々やここを訪れる旅人には、この箱によって偉大なる天恵が与えられると信じられているそうです。
そんな祝福された海にお目見えする、リクリク・ラグーン・リゾート。訪れると、幸福になれそうな気がしませんか?


10棟の水上コテージを含む伝統的なカヌーハウスの客室

光や風を感じるオープンなつくりのバスルーム
46のブレと呼ばれるゲストルームは、自然の建材を使って、フィジーの伝統的なカヌーハウスをモチーフにしたもの。エレガントな装飾に囲まれ、そして“マギマギ”と呼ばれる木工細工もほどこされています。すべての客室にはDVDやサウンドシステムが装備され、シェフのカナッペをはじめとする日替わりのアメニティが届けられます。

そして10棟の水上ブレはフィジー初のもの。広々としたデッキやゆったりとしたデイベッドなど、美しいラグーンを眺めるのに格好の場所が用意されています。デッキからはそのまま海へ下りることもできます。

残りは18棟のデラックス・ビーチフロント・ブレと、18棟のビーチフロント・ブレ。デラックス・ビーチフロント・ブレにはプランジ・プールや中庭などもしつらえてあり、くつろげる空間になっています。


ピュア・フィジーを使うスパなど、施設は?


スパは、熱帯雨林の中にある“夢の家”という意味の“タタンドラ・スパ”。フィジー様式のマッサージからボディ・トリートメントまでメニューを用意しています。そしてこのスパで使われているプロダクツは、米国で人気が高い“ピュア・フィジー”。南の島の香りが心地いいプロダクツです。

アクティビティは、ブレから数歩でアプローチできる海でのシュノーケリングやパラセイル、ウインドサーフィン、ゲームフィッシング、そしてもちろんダイビング。ほかにもブッシュ・ウォークや地元の村への訪問など、フィジーの自然や文化と触れ合うメニューもあります。

■リクリク・ラグーン・リゾート
Likuliku Lagoon Resort
TEL+679-672-0978(予約)
料金:ビーチフロント・ブレF$1300、デラックス・ビーチフロント・ブレF$1600、オーバーウォーター・ブレF$1950

■問合わせ先
フィジー旅行専門店 トーホートラベル
TEL03-3553-2044
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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