熊堂屋！月岡温泉の極上名湯を伝える湯治宿(5ページ目)

実は新館もあるが、泊まれるかは運次第？！

大きな写真をクリックすると、次の写真に進みます。 雪の日に新館から、本館の裏側を望む 熊堂屋の建物からは風格を感じますが、それもそのはず、なんと大正時代の建築とのこと。この本館の他に実は新館もあり、宴会場と客室が一つあります。この新館客室に泊まれるか否かは、全く運次第になりますので、本館に泊まる覚悟で行く必要があります。

人数が多かったり、連泊だと、新館に泊まれる確率は高くなるような気がします。しかし同じ日に、それ以上の人数のグループや、長期滞在客が居れば、当然そちらに新館が割り当てられるでしょうから、やはり運次第なのです。新館客室は二間続きで、居間と寝室に分けて利用することも出来るので、私は「熊堂屋スイート」と勝手に呼んでいますが、幻の部屋でもあるのです。

熊堂屋に泊まっていると、日帰り入浴客が結構やって来ます。私はその反応に、いつも興味津々です。でも、流石にこんなに鄙びた宿の風呂に、わざわざ来る人々ですから、みんなお湯の良さに喜んで帰って行きます。その様子を見て、世の中にはお湯の良さを理解している人が、こんなに多いのかと、いつも驚かされます。泉質に興味を持っている方なら、まずは日帰りで試してみて頂きたい宿です。

• 月岡温泉 熊堂屋　(追記：大変に残念ですが、2011年夏に廃業しました)
• 住所 新潟県新発田市月岡温泉609-8
• 電話 0254-32-2205(非通知だと話中になる場合があります)
• 日帰り入浴　7:00～21:00(公称。実際には女将さんの在宅時) 600円
• 新潟空港から車で約40分
• Yahoo!地図

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