往復43万円～全席CクラスのANAムンバイ線

全席ビジネスクラス（36席）で運航する「ANAビジネスジェット」（ボーイング737-700ER型機）

日本で初めての全席ビジネスクラスで運航するANAの成田＝ムンバイ線が2007年9月1日（土）に就航しました。ムンバイはインド経済の中心都市として急速な発展を続けており、日系企業の進出も進んでいる注目の都市です。

ビジネス需要が多いことからANAでは、全席ビジネスクラスとした「ANAビジネスジェット」を投入。小型機であるボーイング737-700ER型機を36席という座席に抑えることで、機内でのスペースを最大限確保した機内になっています。

週6往復で成田とムンバイを結ぶ「ANAビジネスジェット」

9月1日（土）、成田＝ムンバイ線の初便出発に先立ち、搭乗ゲート前で初便就航セレモニーが行われました。

成田＝ムンバイ線は、成田発・ムンバイ発共に水曜日を除く週6往復での運航で、10月27日までは往復ノンストップ、10月28日から2008年3月29日までの冬の期間中は往路に限り長崎空港に寄港するテクニカルランディング（燃料補給の為の寄航）を行いムンバイへ向かいます。なお、復路はノンストップでの運航となります。

■2007年9月1日～10月27日※水曜日を除く週6往復運航
NH943便　成田12:50発　ムンバイ19:05着
NH944便　ムンバイ20:15発　成田8:45着（翌日着）
※往復共にノンストップ

■2007年10月28日～2008年3月31日※水曜日を除く週6往復運航
NH943便　成田9:25発　ムンバイ19:05着
※長崎空港に給油の為に寄航（長崎からの搭乗は不可）
NH944便　ムンバイ20:15発　成田7:55着（翌日着）

往復43万円から・・・マイルで乗る方法も

わずか36席のみの設定であることから機内も静かで落ち着いた雰囲気です。マイルを使っての利用も可能です。

「ANAビジネスジェット」は、全席ビジネスクラスの設定であることから、利用できる運賃はビジネスクラス普通運賃、正規割引運賃「ビジ割」、それ以外でスター アライアンス 世界一周運賃のビジネスクラス用でも搭乗できます。単純往復で考えると正規割引運賃の「ビジ割」のWEB専用運賃「ビジ割WEB」が最も割安で平日往復430,000円（成田発は火～金、ムンバイ発は月～木）、週末往復470,000円（成田発は土～月、ムンバイ発は金～日）で、片道平日、片道週末の場合は450,000円となります。※燃油サーチャージや空港税などの諸経費が別途必要です

「ビジ割」「ビジ割WEB」は、日本出発の3日前までの予約・購入が必要です。

どうしても往復最低43万円となる為、なかなかプライベートでは利用できませんが、ANAマイレージクラブのマイルで乗る方法もあります。必要マイル数はバンコクやシンガポール、ホーチミンと同じ、往復60,000マイルに設定されています。


次のページでは、ガイドも実際に搭乗。オリジナルの機内食スタイルをはじめとした機内サービスを紹介します。