中国茶
中国茶の基礎知識(3ページ目)
中国茶を知る場合のスタートラインを取り上げました。区分、産地、製造方法など、中国茶についての基礎知識からはじめてみましょう。
記事一覧
中国茶は安全か?農薬問題を考えてみる
ガイド記事平田 公一馨華のオーナー秦さん(右)とマネージャーの藤本さん(左)オールアバウトのガイドをはじめたばかりの頃、「中国茶って農薬の問題は大丈夫なの?」というご質問をいただくことがよくありました。当時は中国産野菜での農薬問題が日本でも大きな問題となっており、また中国のメディアなどから「茶葉市場で残留農薬検査、相当...続きを読む
中国名茶とはなんだろう?
ガイド記事平田 公一武夷岩茶中国茶にはさまざまな種類のお茶があります。その中でも「名茶」と呼ばれる古くから珍重されてきた数々のお茶があります。今回は、その「名茶」に焦点をあてて、探求してみることにしましょう。さて、「名茶」の具体的なお話に入る前に、「伝統的十大名茶」について触れておくことにしましょう。中国茶といったらす...続きを読む
まずはここからスタートしましょ! 初恋は鉄観音
ガイド記事平田 公一香港の茶荘へ出会いは香港の路地裏の茶荘「まあ、お茶を一杯どうぞ」旅の土産を探して、ふと路地裏にある中国茶専門店に立ち寄った私に、年配の女性が小さな茶杯を差し出してくれたのは、もう10数年も前のこと。これが中国茶との出会いでした。春にはまだ若干間がある季節。香港に駐在する義弟を尋ねたプライベートの小旅...続きを読む
中国茶インストラクターの資格とは
ガイド記事平田 公一中国茶の資格というと、中国本土では、労働庁が発行する国家資格としての「茶藝師」という、国営の茶館で働く事が出き、茶藝員を育成できる資格があります(これは日本の茶道のような師範資格ではありません。)。日本でも華蓮さんなどがこの資格を保有しています。また、台湾には陸羽茶藝という流派(?!)があり、テーブ...続きを読む
中国茶入門本はこれを!
ガイド記事平田 公一中国茶を学ぶには、いろんな方法があります。最近茶荘、茶館、あるいはカルチャーセンターなどでいろんな講習会が開催されていますので、まずは入門コースなどに参加してみるという手がありますね。でも、もう少し、自分の知識を豊富にしたい。そう思う人って多いと思います。そんなときに手元に置いておきたいのが、入門用...続きを読む
-お茶の合図その2- 手指叩卓示禮
ガイド記事平田 公一前回に続き、お茶の合図その2は、「手指叩卓示禮」(サウジーカウジュッシライ)です。恐らく香港では、前回の「掲蓋為添水」よりもポピュラー(なにしろ、香港にいるお茶仲間によれば、ポットの蓋をずらしておくのは当たり前。由来なんか知らないという人が多かったそうです。(笑))というか、ほとんどが皆、無意識のう...続きを読む
-お茶の合図その1- 掲蓋添茶水
ガイド記事平田 公一香港や広州のレストランへ行って飲茶をしていると、服務生(ウエーター)さんが必ずプーアール(ポーレー)茶や寿眉(そうめい)茶などを紅茶のポットのような白地のポットでサーブしてくれますね。ついつい大人数で点心を頼むので、お茶の減り方も早かったりします。「お湯を下さい!」と英語か広東語(「加水:ガーソイ」...続きを読む
良い茶葉の選び方
ガイド記事平田 公一新茶の季節も一段落してきました。青茶はまだまだこれからですが、この季節にいろいろと茶葉を入手して思ったことは、やはり良いお茶を選ぶのは難しいことだということでした。新鮮そうで、香りが良くて・・・などといわれますが、なかなか実際には難しいですね。そこで、今回は、良い茶葉を選ぶための7つのポイントについ...続きを読む
茶菜を作ろう! 龍井蝦仁の作り方!
ガイド記事平田 公一茶料理といえば、まずはこの料理からといわれるほど有名なのが浙江省の名物料理「龍井蝦仁(ロンジンシャーレン)」です。この料理は明の時代までさかのぼる事ができるほど歴史のある料理で、「抹茶」から茶が今のような茶葉をそのまま入れる「散茶」に変わることによって、茶葉を料理に使うことが一般民衆の間にも広がった...続きを読む