ウイスキー&バー
ウイスキー雑学・業界情報
ウイスキーの世界は奥深い。ここではウイスキーの知って得する雑学や業界最新情報、歴史などを紹介する。
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山崎蒸溜所100周年17/次の100年に向けて朗報「山崎12年」ISC2024シュプリーム受賞
ガイド記事達磨 信ISC2024、シングルモルト「山崎12年」全部門での頂点に立つ左・「山崎12年」/右・ISC2024「マスターブレンダーオブザイヤー」受賞、福與伸二チーフブレンダー先週、9月26日(木/現地時間)にロンドンで開催された世界的権威ある酒類コンペティション「第29回インターナショナル・スピリッツ・チャ...続きを読む
山崎蒸溜所100周年16/新たな脚光を浴びたISC2003「山崎12年」金賞受賞
ガイド記事達磨 信1980年代末、山崎蒸溜所の設備大改修が2003年に実を結ぶ左・ISC2010「山崎1984」シュプリーム・チャンピオン・スピリット(全酒類部門中1位)受賞/右・居酒屋での角ハイボール人気1984年、シングルモルトウイスキー「山崎」(発売時はピュアモルト)が発売され大きな話題を呼んだが、モンスターで...続きを読む
山崎蒸溜所100周年15/1980年代ウイスキー受難の時代に未来への布石
ガイド記事達磨 信1980年代半ばからウイスキー受難の時代に突入左・シングルモルト「山崎」(1984発売/発売時ピュアモルト)/右・ブレンデッドウイスキー「響」1980年代について語ってみよう。1970年代から80年代はじめまではウイスキー全盛の時代だった。とくに1970年代半ばから“消費者が待ちかまえていた”と言わ...続きを読む
山崎蒸溜所100周年14/1970年代ホワイトスピリッツ・ブームを凌駕したオールド
ガイド記事達磨 信スコッチの輸入自由化、オールドの驚異的人気、ウオツカと白色革命左より「サントリーリザーブ」、缶詰ハイボール「トリスウイスタン」、「サントリーポップカクテル」3製品1970年代の酒類業界はスピリッツの新潮流が渦巻いた、ある意味、激動の一時代といえる。まずは1960年代後半からの動きを見つめる必要がある...続きを読む
山崎蒸溜所100周年13/1960年代ウイスキー興隆のはじまり
ガイド記事達磨 信ウイスキー興隆とアメリカへのサントリーウイスキー輸出開始左より、発売時の「サントリーローヤル」/輸出用「サントリーオールド」ラベル(1962年)1950年代はトリスバーの登場によって戦後日本にウイスキーを広めるきっかけとなる。そして1960年代に突入すると“トリスを飲んでハワイへ行こう!”キャンペー...続きを読む
山崎蒸溜所100周年12/1950年代後半、トリスバーの伸長と世相
ガイド記事達磨 信寿屋チェーンバー組織化とカクテルブーム左/ホームバーセット・右/かつての多摩川工場前回記事11回ではトリスバーが興隆しはじめた1950年代前半の時代について述べた。今回はその後半からの流れを伝えたい。敗戦という暗い世相も、朝鮮戦争(1950)による特需景気によって次第に明るさを取り戻しつつあった。1...続きを読む
山崎蒸溜所100周年11/1950年代、戦後日本の酒場事情
ガイド記事達磨 信トリハイと酎ハイ、ウイスキーと甲類焼酎のハイボール人気左/昭和20年代トリスのラベル。右/1954年トリスバー看板前回記事『山崎蒸溜所100周年10/1937−1950までのサントリーウイスキー』では、トリスバー誕生、「サントリーオールド」発売の1950年までのサントリーウイスキーの歩みを述べた。今...続きを読む
山崎蒸溜所100周年10/1937―1950までのサントリーウイスキー
ガイド記事達磨 信戦時下でも稼働していた山崎蒸溜所左/慰問用「サントリーウイスキー赤札」」、右/海軍特製「イカリ印サントリーウイスキー」ラベルさて、前回『山崎蒸溜所100周年9/1929−1937までのサントリーウイスキー』では、本格国産ウイスキー第1号「サントリーウイスキー白札」から「角瓶」誕生までの時代的な流れを...続きを読む
山崎蒸溜所100周年9/1929―1937までのサントリーウイスキー
ガイド記事達磨 信苦悩を超えて、名品「角瓶」誕生左/戦前の山崎蒸溜所貯蔵庫、右/戦前の瓶詰め、ラベル貼り作業山崎蒸溜所は101年目を迎えているが、100周年記事をシリーズとしてつづけていく。前回『山崎蒸溜所8/文豪・谷崎潤一郎と45代首相・吉田茂の山崎』では、1926年(大正15)の谷崎潤一郎の山崎探訪から1951年...続きを読む
山崎蒸溜所100周年8/文豪・谷崎潤一郎と45代首相・吉田茂の山崎
ガイド記事達磨 信谷崎潤一郎の山崎散策から25年後、吉田茂が山崎蒸溜所視察山崎の秋。淀川となる三川合流地点。左より桂川、宇治川、木津川。(撮影・川田雅宏)山崎蒸溜所が100年目の秋を迎えているが、100年ほど前の山崎の秋を描いた名作がある。文豪・谷崎潤一郎の『蘆刈』(あしかり)である。山崎蒸溜所建設着手から3年後の1...続きを読む