地震火災費用保険金って何?
地震災害への意識の高まりとともに年々加入率が増加している地震保険。地震保険料控除の新設による税制上のメリットや地震保険の割引制度も増えて以前よりは加入しやすくなっています。

また2007年の料率改定により、地域によっては保険料率が引き下げ(引き上げの地域もあり)、新たに地震保険の割引制度が2つ増えました。

そんな地震保険ですが、実は普通の火災保険の中にも地震火災費用保険金なる補償があるのはご存じでしょうか?これは一般的に地震保険に加入している、いないに関わらず付帯されています。

あまり注目されないところの補償ですが、名称を聞くと地震保険と何が違うのかよく分りませんね。地震火災費用保険金と地震保険の違いについて解説していきましょう。

損害保険金と費用保険金ってなんだ?

火災保険では、火事や自然災害による建物・家財の損失や損害に対して「損害保険金」が支払われます。保険が支払われると言われるとこれをイメージする人が多いと思います。

実際にはこの「損害保険金」以外にも火事や自然災害などによる損害から発生する費用に対して支払われるものを「費用保険金」と言います。

つまり損害保険金は建物や家財など直接損害を受けたものを修復・購入等するための保険金です。これに対して費用保険金は、火事で建物が焼失した場合には、焼け残った残存物を撤去するする必要がありそのためには別に費用がかかります。

このように損害が発生したことによって、間接的にかかるコストを補償するものが費用保険金というわけです。今日のテーマである地震火災費用保険金もこの仲間になるわけです。

地震火災費用保険金とは何?

それでは地震火災費用保険金の内容について確認していきましょう。地震火災費用保険金が支払われる条件は次のとおりです。
  • 地震・噴火またはこれらを原因とする津波を原因とする火災
  • 建物が半焼以上または保険目的である家財が全焼
この場合に保険金額の5%相当額が支払われます(1事故につき1構内ごと300万円限度)。