グルメ・各国料理(海外)/各国料理

東欧の料理(2ページ目)

東欧の国々は肉料理が中心。なかでも煮込み料理が多く、温かい家庭的なムードが漂います。パプリカを多用するハンガリーやヨーグルトを味付けに使うブルガリアをはじめ、個性溢れる味わいが魅力ですよ。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

ガチョウやウサギの肉も使う、チェコ料理

ヴェプショ・クネドロ・ゼロ
ヴェプショ・クネドロ・ゼロ。右奥の白いものがクネドリーキ (C) Czech Tourism .com
プラハハム
プラハはハムも有名。西洋ワサビとも好相性
チェコ特有のグルメとして必ず名前が挙がるのが、蒸しパンのような「クネドリーキ」。小麦粉に水などを混ぜて円筒形にして茹でるもので、おもに肉料理に添えられます。このクネドリーキにローストポークとザワークラウト(キャベツの酢漬け)の甘煮を合わせれば、「ヴェプショ・クネドロ・ゼロ」と呼ばれる典型的なチェコ料理の出来上がり。“ヴェプショ”とはローストポーク、“クネドロ”はクネドリーキ、“ゼロ”はザワークラウトのことです。

メインとなる肉料理にもさまざまな種類の肉が使われ、前述のローストポークのほかに牛ヒレ肉のクリームソースがけ「スヴィチコヴァー・ナ・スメタニェ」やガチョウのロースト「ペチェナ・フサ」などもポピュラー。ウサギ肉を使った料理を目にすることもあります。魚料理はそれほど多くありませんが、マスなどの養殖淡水魚が味わえるほか、クリスマスには伝統的なコイ料理が食卓を飾ります。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます