ダイエット食品・サプリ/ダイエットサプリメントの選び方

要注意!こんなサプリは大丈夫? その2(2ページ目)

サプリメントの広告には、魅力的な宣伝文句がいっぱい。でも、本当にいいの?お店では教えてくれない、サプリメントの見分け方を解説します。 今回も、魅力的なサプリの売り文句をチェックしましょう。

小浦 ゆきえ

執筆者:小浦 ゆきえ

ダイエット食品・サプリガイド

○日で○キロ減少!

店頭
過剰な表現のお店は注意!
サプリメント・健康食品の広告や売場を見てみると、「○キロあった体重が○キロに!」とか、「血糖値・血圧が下がった!」なんて表示を目にすることはよくありますよね。でも、実は、日本の法律ではこれらの表示は黒またはグレーゾーンにあたるのです。

認定を受けた特定保健用食品や、規格基準型の栄養機能食品以外の健康食品は、効果表示をすることができません。それに、健康食品全てにおいて、測定可能な生体指標(体重・血圧・血糖値など)や病名を取り上げて効果を数値で示してはならないのです。
販売店が作ったPOPならまだしも、容器や広告に「○○(症状や病気)に効く!」と書いてある場合は、まず疑いましょう。日本の法律上、違反を犯している製品・会社です。売りたいために過剰広告をするような会社が「質のよいサプリメント」を提供しているとは考えがたいですよね。

じゃあ、いったい何を基準にサプリを選べばいいの?ってことになりますよね。残念ながら、日本で機能表示ができるサプリメントはビタミン・ミネラルの栄養機能食品とごく一部の特定保健用食品だけ。
先進諸国ではサプリメント・健康食品の機能表示に関する法整備が進んでいます。日本でも準備のための審議は始まっているので、そのうち、「この製品は○○の機能が期待できます」という製品表示ができるようになってくると思います。それまでは、「売りたいだけの製品には手を出さない」くらいの注意をしたいですね。

今回は、「こんなサプリは要注意」というポイントを紹介しました。今回紹介したような宣伝文句につられて、サプリを買っていませんでしたか?
これとは逆に、この条件を満たしているサプリは良質というポイントもあるので、今後の記事で紹介していきますね。お楽しみに。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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