痩せたい!……でも、ガッツリ食べたい!?

肉料理

ジューシーで柔らかいお肉=脂肪も豊富です

ダイエットはしたいけれど、「どうしても止められない」という食べ物が、誰にでも1つや2つありますよね。がっつり食べたいジューシーなお肉や、がんばっている自分へのご褒美としてクリームやバターリッチなスイーツなど、ダイエットを中断させてしまう誘惑はたくさんあります。また、普段は食事に気を付けていても、仕事関係の会食やパーティーなど、断りにくい外食も多いものです。

もちろん、完全に断ってダイエットに集中できるよう、精神力を鍛えることも大切です。でも、どうしてもそれだけでは乗り越えられない場面では、食事と上手に付き合いながら、ダイエットを続けることが大切になってきます。
「食べたことを無かったことに」という魔法のサプリはありませんが、消化吸収を穏やかにしてくれるなど、一時避難的に助けてくれるサプリメントの成分はあります。毎日使い続けることはおすすめできませんが、「この日だけは食べたい!」という時に、これらの上手に使うことでダイエットの継続を助けてくれるかもしれません。

今回は、ジューシーなお肉や揚げ物、クリームやバターたっぷりの洋菓子などの「脂質」が多いものがやめられない人向けの成分を紹介します。

脂質対策のダイエットサプリ

脂質の消化・吸収を抑えてくれる成分には、働き方の違いによって2つの種類があります。最初に、脂質の種類と消化のされ方を確認しておきましょう。

まず、脂質の中には、次のような成分が含まれています。
脂質の成分

脂質の成分


主な成分は油脂と呼ばれる油の主成分です。その他に、ステロール(動物性のコレステロール、植物由来の植物ステロール)、リン脂質や脂溶性ビタミンが含まれています。一般的な油脂は、3つの腕を持ったグリセリンが、色々な種類の脂肪酸を捕まえた状態(トリアシルグリセロール)です。脂肪酸については、構造や大きさによって色々な種類があります。最近話題になっているDHAやEPA、n-3(ω-3)系脂肪酸などの不飽和脂肪酸はこの脂肪酸の一種です。また健康維持のためには適量に抑えたい飽和脂肪酸やトランス脂肪酸もあります。

脂質を吸収するには、まず胆汁によって小さな粒に分けられ(乳化)、次にリパーゼという消化酵素が脂肪酸をグリセリンから切り離す必要があります。3つあった脂肪酸のうち、端の2つが切り離されると小腸で吸収され、その後、また結びついてトリアシルグリセロールになることで、体内で脂肪となるのです。

脂質の吸収を穏やかにする代表的な成分には、胆汁の働き(乳化)を抑える成分と、脂質を分解する消化酵素(リパーゼ)の働きを抑える成分と、脂質がリパーゼに触れないよう邪魔する成分があります。

次ページでは「おすすめ成分」について、紹介していきます。