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味噌カステラの炊飯器レシピ

炊飯器で焼いた味噌味のカステラです。味噌のまろやかな塩味が甘味を際立たせ、微かな味噌の香りが後を引く、濃厚なのにくど過ぎない純和風味のカステラになりました。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

味噌カステラの炊飯器レシピ

カテゴリー:スイーツカステラ

味噌味スイーツにブームのきざし!?

スイーツ界に、塩に続いて、醤油と味噌のブームがやってくる気配がするらしいです。醤油なら、昔からどら焼きやちよかなどの和菓子系のものには入れてました。塩は、塩キャラメルクリームやケークサレを作りました。味噌の場合はと言うと、がんづき、くぢら餅、味噌パン、みそ煎餅、みそ餡など、日本のお菓子には、昔からよく用いられてきました。洋物では、10年ほど前、善光寺門前の出店で、味噌ソフトクリームなるものを食べたことがあります。周囲は大絶賛してましたが、味噌がんづきや味噌パンは好きな私も、これはちょっと合わなかったです。なので、しょう油や塩よりも個性が強い分、人によって多少好き嫌いが分かれるかもしれません。

それを踏まえた上で、今日は、味噌味のカステラを作ってみました。味噌のまろやかな塩味と、ほのかな和の匂いが甘味を強調して、濃厚なのにくど過ぎない、どこか懐かしい味がする、おいしいカステラができあがりました。

味噌カステラの材料(5合炊き炊飯器用)

味噌カステラの材料
Lサイズ3個
砂糖95g
強力粉100gと内釜用に少々
みりん大さじ2
牛乳大さじ1
味噌小さじ1.5
サラダ油少々 (内釜用)

味噌カステラの作り方・手順

味噌カステラの作り方

1

強力粉を2回ふるう。内釜に薄くサラダ油をぬり、強力粉を薄くふりかける。
強力粉を2回ふるう。内釜に薄くサラダ油をぬり、強力粉を薄くふりかける。
強力粉の代わりに薄力粉を使用しても良い。釜にサラダ油+粉のコーティングするのは、カステラ特有の“皮”を作るのが目的。したがって、サラダ油だけでもかまわない。

2

味噌、みりん、牛乳を良く混ぜて湯煎で人肌に温める。
味噌、みりん、牛乳を良く混ぜて湯煎で人肌に温める。
みりんの半分を蜂蜜にかえれば、より濃厚な味になる。

3

卵と砂糖をボウルに取り、50℃~60℃の湯煎にかけながら、ハンドミキサーの高速で泡立てる。
卵と砂糖をボウルに取り、50℃~60℃の湯煎にかけながら、ハンドミキサーの高速で泡立てる。

4

卵液が人肌に温まったら湯煎を外して泡立て、八分立てになったら2:の味噌液を加えて更に泡立て、上から落とした生地で書いた文字が消えないくらいまで、しっかり泡立てる。
卵液が人肌に温まったら湯煎を外して泡立て、八分立てになったら2:の味噌液を加えて更に泡立て、上から落とした生地で書いた文字が消えないくらいまで、しっかり泡立てる。

5

粉を広げて加え、ハンドミキサーの低速で、粉っぽさがなくなる程度に混ぜる。
粉を広げて加え、ハンドミキサーの低速で、粉っぽさがなくなる程度に混ぜる。

6

内釜に流しいれ、炊飯器の高速コース(又は普通炊き)で炊く。
内釜に流しいれ、炊飯器の高速コース(又は普通炊き)で炊く。

7

網の上に取り出し、一呼吸置いて、ラップで包んで湯気を閉じ込めて、そのまま一晩置いてじっくり冷ます。
網の上に取り出し、一呼吸置いて、ラップで包んで湯気を閉じ込めて、そのまま一晩置いてじっくり冷ます。

8

一晩置いてラップをはがした味噌カステラ。
一晩置いてラップをはがした味噌カステラ。

ガイドのワンポイントアドバイス

使用したのは、SANYO IHジャー炊飯器 1.0L(5.5合) の高速コースで炊いて、34分でスイッチが切れて焼き上がりました。

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