そんな、いまさら……

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順調にいってたはずの引越に、予期せぬ出来事
引越しの当日です。先に海外赴任をしたご主人に遅れること数ヶ月、ようやく家族の引越しが始まりました。初めての海外引越し作業を目の当たりにSさんは、「さすがにプロだと思ったわ。私の大好きな食器類なんて、一つ一つ丁寧に『ぐるんぐるん』に巻いてくれたのよ!元のサイズの3倍くらいにふくれ上がるほどにね」と興奮気味。

しかし、その喜びもつかの間。「すみません、もうこれ以上は無理です……。」食器の梱包に取り掛かっていた作業員の言葉に、Sさんはがく然としました。Sさんの引越し荷物には食器類が多く、梱包された食器類が予想以上にかさばって、規定量を上回ってしまったのです。「えっ、そんな今さら……。残りの荷物はどうなるの?!」

荷物の優先順位を考えておけば良かった

残りの荷物については、実費負担か処分するか、の選択をせまられました。「当日になってこれ以上無理、といきなりいわれてもねぇ」と納得できない様子のSさん。「見積りの段階で、会社の規定量に収まりますって言われたから、それなりの段取りをしていたのに……。こんなことなら、最初に絶対必要なもの、必要なもの、必要かもしれないもの、ときちんと分けておけば良かった。」

引越し当日、すでに梱包がすんだダンボール箱を開梱して、再度荷物の調整をするほどの気力は、残っていませんでした。仕方なく残った食器類などを全て処分してしまったSさん。「帰国の引越しでは、荷物の優先順位を考えながら梱包するわ。また、これ以上積めませんでは困るものね。」と肩を落としてしまいました。

あれから4年。日本への引越しは、いかに?

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今回は荷物の優先順位を考えて、バッチリの引越し!
渡米してから4年、長い海外赴任を終えて、Sさんは再び日本に戻ってきました。「日本からの引越しで悔しい思いをしたので、今回はいらないものは、思い切って処分してきたの。そして荷物を、絶対必要なもの、必要なもの、あれば便利なもの程度に分けておいたのね。まあ、荷物を重要度別に選別するのには少し苦労したけれど、その分スムーズに引越しがはかどったわ」と4年前の苦い経験がいかされた様子。

引越しは、自分に必要なものが何か考えるチャンスかも!

海外の引越しの場合は特に荷物の選別が難しいところ。持っていきたい荷物が、すべて積み込めるわけではありません。必要だと思っている荷物もさらにつきつめて、特に重要なものは何か、あれば便利なものは何か、なくても何とかなりそうなものは何か、を考えなければなりません。日頃からその様な心がけで整理整頓を行なっていれば、引越しの際も慌てることがなさそうですね。


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日頃からの整理整頓を、こころがけたい

整理整頓。頭ではわかっていてもなかなか気のすすまないものです。例えばクローゼットの中。数年ソデすら通すことのなかったコート、ジャケット、セーター。それらを見るたび「ひょっとしたら来年着るかもしれないから……」と整理もせずクローゼットの扉を閉めていませんか?

「長年引越しをされていない方の荷物の量は、転勤族の方にくらべて多いですね」と、引越し業者の方が言っていたのを思い出します。いつか捨てるであろうものも、引越しのチャンスでもない限り、思い切って処分に踏み切れないものです。それでも年に一度くらいは、自分に必要なもの、そうでないものを見極め、整理整頓をこころがけたいものです。不要な荷物で部屋がせまくなる、外観をそこねるなど、処分できない荷物に煩わされることは、なるべく避けたいものですね。



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