とりあえずの荷解き、整理
さてようやく3時頃から引越しの荷入れが始まりました。まず部屋番号が振られた新居の間取りが壁に貼られます。ダンボールに書かれている番号の部屋に荷物がつぎつぎと運ばれていきました。荷解きサービスの方が各部屋に運ばれたダンボールを開梱し、段ボールにかかれている通りにタンス、食器棚、押入れと荷物を詰め込んでいきます。「それが押入れを開けてびっくりでした。転居先の押入れは旧居の押入れより3分の2ほど小さかったんです。それなのに何も聞かず無理やり詰め込んでしまって……。布団の上や中から雑貨ものがでてきたりで、ふとんを敷くのも一苦労。ひと事声をかけてくれれば良かったのに……。」
なくなったモノ
荷物の確認だけは忘れずにしたい |
「トラックの荷台はカラでした。でも後で気づいたのですが、子供のイスがなくなったのです。たしかに2日前トラックに積みこんでいるのです。聞いてみると途中で一度荷物の積み替えを行なっているようでした。うちに来たトラックの荷台はカラでも、そこで積み残している可能性があるのです。こちらは後日弁償していただきました。でもイスだからなくなったことがわかったんですが、他のものだったらこんなに早く気づかなかったかも……。」
Aさんの最大のストレス原因は?
この引越しでAさんのストレスを作ったものは、コミニュケーションの不足でした。引越しを依頼している側からすれば「ひと事言ってくれれば……」と思うことはたくさんあるでしょう。でもここはあとあと不快な思いをしないためにも先手必勝!こちらからドンドンたずねてみましょう。■おまかせサービスはどんな方が何名来られますか?
■打ち合わせで伝えたことは、当日の作業員にきちんと伝わりますか?
■荷物が紛失したらどのように保証してもらえますか?
■転居先の道幅はどの位か知らないのですが、トラックの進入は大丈夫ですか?
■同じトラックが転居先に向かうのですか?
など先まわりして聞いて見てはどうでしょう!
大切なコトはじっくりと打ち合わせておこう |
どうでしたか?おまかせ型のサービスが便利なサービスである事はまちがいありません。でもどんなに良いサービスを提供してもらっても、結局引越しは自分のこと。自分以上に荷物のことを知る人は、どこにもいないのです。引越し最中に口出しするのは少し気が引けますが、的確な指示を出す、作業状況を確認する、最終的な荷物を確認する。”手は出さないけど口は出す”ことを心がけておきたいものです。
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