先週の名古屋の両爬イベント「ナゴヤレプタイルズワールド(ナゴレプ)」に引き続き、二週連続でイベントに参加してきました!!
そう、すっかりおなじみになった関西のブリーダーズイベント・ぶりくら市2009です!!今回は、そのレポートをお送りいたします!!
ぶりくらって何?って方は、昨年のレポートをご覧下さい!
名古屋のイベントの影響の心配
昨年から、会場を新大阪から神戸に移して開催されたぶりくらですが、昨年同様に盛り上がりました。会場の風景 |
ナゴレプが一週間前にあり、またそれが非常に充実した内容であったため、それがどうぶりくらに影響するのか、実は、私はかなり心配になっていました。
つまり、両爬イベントの共通の主たる目的である「生体の展示即売」と「同好の士との交流の機会」が、ぶりくらの一週間前に開催されたナゴレプで充足されてしまって、ぶりくらにまで足を運ぶ方が減ってしまうのではないか、ということです。
また、私個人は、これだけ各地でさまざまなイベントが開催されるようになったのだから、ブリーダーズイベントであるぶりくらとHBMは、また原点に戻って「ブリーダーたちの繁殖結果の発表の場」という、非常に狭くコアな目的を達成するというイベントに特化していくべきなのではないか、と。
ところが、そんな私の小さな考えや心配など、まったく的はずれであったようです。
わずかに昨年には及ばなかったものの、今年の入場者数は1,229名!!
よく考えたら、ナゴレプの来場者数は、実にこの5倍以上なわけで、コレ、どういうことかというと、ぶりくらとかHBMとかの来場者数というのは、すでにコアな数値なんですね。つまり他のイベントがどうであろうが、最初から「ブリーダーズイベントだから」来場している、という方たちだったわけです。
安い価格でたくさんの生体が販売されるから、とか非常にさまざまな生体を見ることができて楽しいから、とかだけを目的としている方たちではなかったということなんでしょう。
ですから、ナゴレプや大阪のレプタイルフィーバー、JRSとは比較の対象になるイベントではなかったということです。
カメの展示方法も年々、工夫されてきた |
私は、どうしても九州在住ということで、とにかく両爬の情報や刺激が少ない土地柄で開催される貴重なイベントである九レプを基準にしてしまって考えているようです。九レプはブリーダーズイベントといわゆる生体の展示即売会、同好の士との交流というすべての目的を持ち合わせたイベントですから。ただ九州は広いですし、まだまだ飼育者やファンは少ないですから、来場者数もこぢんまりしたものなんです。
ぶりくらの来場者数は、相対的に見ると決して多い数値ではないかもしれませんが、絶対的な価値としては十分なのかもしれません。これ以上の来場者数の伸びは難しいかもしれませんが、その開催の意義を見失いさえしなければ、この来場者数が減ることも、きっとないのでしょう。
と、難しい話はこのくらいにして、さっさと会場の様子をレポートいたします。