全国の両爬ファンのみなさん、コンニチハ!

昨年は、全国の皆さんにご報告できなかった、日本で一番早い両爬イベント「九州レプタイルフェスタ」の2009年版レポート記事です!!

ちょっと心配

さて、2009年5月24日(日)に例年通り、福岡は博多交通センターを会場に開催された九州レプタイルフェスタ2009ですが、直前になっていくつかの懸念事項が、少なくとも私のように外部の人間が客観的に見ると存在していました。
開場前じゃしょーがねーよね...
開場前の会場の様子

その一つが、GW明けから世界中を震撼させている新型インフルエンザです。
もちろん、九レプは全国から多くのファンが訪れるようになったイベントですから、来場される方々はインフルエンザの感染を心配してしまうわけです。事実、各地で大型のイベントは開催の自粛が相次いでいましたので。来場者数の大幅減なんて事態も考えられたわけです。

さらに、昨年秋から世界を襲っている不況の影響です。
果たしてそれが原因かどうかは定かではありませんが、出展ブースの数も準備していた数が埋まらなかったそうですし。ただし、実際は出展者の数が減ったわけでなく、一つ一つの出展者が使用するブースの大きさが小さかっただけだそうですが。

とにかく、そういう逆風渦巻く中、開催された九レプですが、いざ始まってみると、そんなことは杞憂であり、例年通りの盛況でした。入場者数もおよそ850名とほぼ例年並みでしたが、これらのマイナス要因から考えれば、大成功だったと言えるでしょう。
まさに、スタッフの方々、出展者の方々の努力、そして来場者である両爬ファンの方々の情熱に感謝です。

スゲェ児玉先生

さて、今回の九レプのレポートで私が一番にお伝えしたかったのは、恒例の講演会です。

例年通り、途中で1時間ほど両爬飼育者に役に立つ内容で、児玉どうぶつ病院の児玉恵子先生による講演が行われたのですが、なんか年々スゴイ内容になっている気がしました。
先生の臨床データが蓄積されていくわけで、回を重ねるごとに充実した内容になっていくのは当然なのですが、本当に今回はスゴかったです。
今回は「両生爬虫類の感染症」という演題で講演をされたのですが、カメレオン、リクガメ、カエルを中心に細菌感染症の症例が次々に紹介され、原因菌、効果のある抗生物質の選定、そして何より根本的な原因である飼育環境の話など大変興味深い内容でした。
講演を聴かれていた方も、次々に映し出される、目を背けたくなるような患畜たちの画像やデータを食い入るように見ておられ、おそらくあっという間の1時間であったと思います。
これが、素晴らしい講演のスタートです
児玉先生の講演のスライド

私は、これまでデータのない両爬なんだから、病気にしてしまったら手遅れであきらめるしかない、と思っていました。しかし、もしかすると児玉先生のような獣医師の先生方が増えれば、両爬の病気の治療の可能性ももっとアップするのではないかと考えるようになりました。
児玉先生のお話は、絶対に九レプだけではもったいないです。もっともっと全国の両爬ファンの方に聞いていただきたい内容です。ですから、せっかく九レプに来られた皆さんは、1時間なんですから聞きに来ないと絶対にモッタイナイですよ。マジで。
しかし児玉先生は、九州の宝だなぁ...

児玉先生の講演のあとは恒例の冨水明さんのトークショー。
特に、今回はアメリカを中心とした海外のトレンドをわかりやすく、かつおもしろくハナしてくれて、お客さんも大満足だったことでしょう。とても前の日の朝4時まで飲んでいたとは思えませんでした!!