キイロアマガサの基本情報
キイロアマガサの基本情報
学 名:Ahaetulla prasina別 名:マルオアマガサ英 名:Banded Krait, Golden Banded Snake分 布:中国南部からインド東部全 長:通常1.8m程度まで 最大2.2m
一見、コブラには見えませんが、非常に有名なコブラ科の毒ヘビです。
体型は細長く、胴部の断面は三角形になっています。頭部は比較的小さくフードも広げることはありません。尾の先端が丸くなっているため別名「マルオアマガサ」とも呼ばれます。写真を見るとわかるように頭部は黒色ですが、V字型の黄色いラインが入りそのまま体躯の黄色と黒のバンド模様になっています。
さまざまな環境に生息し、一般的なヘビと言えます。夜行性であり、昼間は巣穴や倒木や岩の下などで眠っていてほとんど活動しません。ヘビやトカゲなどの爬虫類から小型の齧歯類まで、餌となる動物は多岐に渡ります。
卵生で数クラッチに分けて30個ほどの卵を産み、55-65日程度をかけて孵化に至ります。
積極的に咬みついてくるような気の荒さは持っていませんが、非常に強い神経毒を持っており現地では危険な毒ヘビとして恐れられています。威嚇をせずに、突然前触れもなく咬みついてくることが多く、コブラを扱う現地のスネークハンターも避けていると言われています。
中国ではヒメナンダ、タイコブラとともに「三蛇酒」に使われているヘビです。
どう見ても、日本にも分布するエラブウミヘビなどのウミヘビ類の色違いという感じのヘビです。美しいヘビで、比較的飼育も容易であることから魅力的であることは認めますが、とにかく「アマガサはヤバイ」とよく言われるほど、危険な毒ヘビです。世界的に有名だったアマガサヘビの研究者も、幼蛇に咬まれて命を落としたと言われています。いや、本当にヤバイヘビらしいです。
動物愛護法による「特定(危険)動物」に指定されており、飼育に際しては都道府県知事の許可が必要です。
赤っ恥をかかない程度の知識
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キイロアマガサの飼育方法
安易な飼育は勧められないので飼育情報は掲載しません ※解説は海外サイトを参考にしました。【関連記事】