みなさん、こんにちわ。いよいよ冬本番、って感じですが、いかがお過ごしでしょうか?
爬虫類飼育の方も、頭を悩ませる冬の保温のことを考えなくてはいけなくなりましたね。私もこの時期、冬の過ごさせ方にとても不安になることがあるのです。それは「冬眠」にどうやって導入させようか、ということです。

私は主に国産の爬虫類を中心に飼育しているので、冬はもっぱら冬眠をさせています。そっちの方が保温のための電気代に頭を悩ませることもありませんから!それに、冬に休眠をさせることによって、つまり季節を作ることによって彼らに「恋の春」を感じさせれば繁殖も目指せますから。ところが、この「冬眠」、意外に難しいんですよね。今回は、うまく冬眠させるための方法について注目してみましょう。

▼冬眠は寝心地よくさせよう

冬眠をさせるときに恐ろしいのは、冬眠中に目を覚ましてしまい、寒い中餌も食えず、水も飲めずに衰弱死してしまう、ことでしょう。これを防ぐためには、とにかく目を覚まさせない環境にしてやることです。家の中で比較的低い温度で変化が少なく、常に暗いところがベストです。さらに、冬眠容器の上から毛布などをかけておくのも効果的です。そもそも彼らは自然下では石の下とか、土の中とかで冬眠しているわけですから。さらに、乾燥しないような工夫も必要です。私の友人などは冬眠容器内の床材をミズゴケと土、枯れ葉の3種を何層にも分けて彼らにとって快適になるような工夫をしています。

▼冬眠前はたくさん餌を食わせて

容器の準備ができたら、いよいよ導入です。ここで注意しておきたいのはお腹の中を「」にしてあげておくことでしょう。特にヘビやトカゲは地熱などを利用して消化の助けにしますので冬眠中は温度が足らなくて、消化不良を起こして中で未消化のものが腐ってしまうことだってあります!!もちろん秋のうちに十分体力が維持できるほどたっぷり餌をあげておくことは言うまでもないですよね。

▼目覚めは慎重に

さて最後は冬眠への導入と冬眠からの目覚めですが、これが一番難しい!!コツは「彼らの本能に任せちゃう」こと。「眠そう」に見えたりしたら寝かす。「起きようとしているよう」に見えたら起こす。眠そう、とは餌を食わなくなったり、動きが鈍くなったりしたとき。起きよう、とは冬眠容器の表面に出てきて動き回っていたり、餌を探していたり、とかです。これの見極めに失敗すると、不幸な結果になることがありますから。ですから、冬眠前や冬眠後期は頻繁に観察してあげることが一番の対処法なんですね。

自然の中で常に四季を感じながら自分たちの行動を決めている彼らは、四季の感じられない飼育下では意外にストレスをためているかも知れません。そんな彼らに少しでも幸せになってもらうために私たちは苦労を惜しまないようにしたいですね。

<関連サイト>
リクガメの冬眠について
ヌマガメ冬支度Q&A

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。