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夏になると食欲が増す……?夏太り体質or夏痩せ体質

暑い夏には汗もかくし、簡単に痩せそうなのに、なぜか毎年体重が増す! というあなた。その原因は単に食欲だけでなく、もしかしたらカロリーオーバーかもしれません。あなたの体質から、夏が終わっても体重もキープするコツをご紹介します!

浅尾 貴子

執筆者:浅尾 貴子

食事ダイエットガイド

<目次>

夏の「体重が増す!」を防ぐ……食欲・カロリーを抑える方法

夏になると食欲が増す……?夏太り体質or夏痩せ体質

夏の「体重が増す!」を防ぐ。食欲・カロリーを抑える方法とは

気温が高く、暑い夏。半袖にノースリーブ、スタイルが気になるファッションが多いのに、なかなかダイエットに成功しない……と嘆く方の声を聞くことが多い季節でもあります。

夏に向けてダイエットをしていたはずが、逆に暑い夏が過ぎたら太っていた!!という経験はありませんか。比較的あっさりしたものしか食べていないのに、何故太るのかわからない!という方も、ちょっと心当たりがあるかも、という方も、まずは次の項目をチェックしてみてください!

【カテゴリー1】
□暑いと食欲が落ちる。
□快適な冷房(汗が出ない程度)のオフィスや家庭で過ごしている時間が長い。
□起きている時と同じ設定のまま、クーラーをつけて眠っている。
□そもそもあまり汗をかかない体質である。
□平熱が36℃未満で、クーラーが苦手な冷え症体質。
□暑いので極力動かないようにしている。
□氷をそのままボリボリ食べるのが好き。毎日または夜に食べる事が多い。
□夏場はカラダがだるい日が多い。
□冷たい飲み物が好き。夏でなくても、ホットよりもアイスドリンクを好む。

【カテゴリー2】
□そうめんに蕎麦に冷やしうどん等、冷たい麺類が大好き。2人前量を1食に食べる事もある。
□ほぼ毎日アイスやかき氷を食べてしまう。
□夏になるとサンドイッチや菓子パンなど、手軽なパン類を選ぶ機会が増える。
□夏になるとファストフードやコーヒーショップで、一回り大きなドリンクを買う事が多い。

【カテゴリー3】
□暑くても食欲が落ちる事はない。
□夏場は喉が渇いたらスポーツドリンクを常飲している。
□果物や果汁のジュースが好きで、水分補給も兼ねて1日数回口にする。
□夏場はビールが美味しい!考えてみると……週に3日以上は飲んでいる。
□焼き肉にウナギに揚げ物など、夏バテ防止にスタミナ補給を意識している。
□夏は食欲がないので、ゼリーやプリンなど口当たりの良いデザートを食べる機会が増える。
□旅行に帰省に飲み会……夏休みは外食やごちそうを食べる機会が多い。
 

こんな方は基礎代謝が低下気味!?

夏に美味しいかき氷。市販品の常食でカラダを冷やしすぎないように!

夏に美味しいかき氷。市販品の常食でカラダを冷やしすぎないように!


さて、カテゴリー1に2つ以上当てはまってしまっているアナタ。「基礎代謝低下」に拍車をかけている可能性アリ!です。

【カテゴリー1】
□暑いと食欲が落ちる。
□快適な冷房(汗が出ない程度)のオフィスや家庭で過ごしている時間が長い。
□起きている時と同じ設定のまま、クーラーをつけて眠っている。
□そもそもあまり汗をかかない体質である。
□平熱が36℃未満で、クーラーが苦手な冷え症体質。
□暑いので極力動かないようにしている。
□氷をそのままボリボリ食べている。ほぼ毎日で、夜に食べる事も多い。
□夏場はカラダがだるい日が多い。
□冷たい飲み物が好き。夏でなくても、ホットよりもアイスドリンクを好む。

実は1年を通じて、人のカラダは基礎代謝量(身体が自然に消費するカロリー)が違っています。外気温が高く暑い季節はさほど熱を生み出さなくて済むため、夏は冬と比べて10%程度は基礎代謝が減少すると言われています。

例えば1日1500kcalの基礎代謝のある方なら、夏季は1日約150kcal分が余剰分となります。例えば夏の2ヶ月分が加算されると……体質にもよりますが、2kg程度増えてしまう方も。そしてこのカテゴリーに該当する方は、10%よりもっと多く、基礎代謝が低下してしまっている可能性が!そうなると、残念ながらもっともっと夏太りしやすくなると言えます。

太りにくい体質キープのためには、カラダの冷やしすぎはご法度。そして、動かないのも良くありません!個人差はありますが、10%の基礎代謝減により、普通に食べていても1ヶ月に約1kgの体重が増えてしまう計算に。夏の間だけで3kgオーバー!ということがないようにしたいですよね。

【オススメ対策】
1. 冷房温度を低くしすぎないようにしましょう。温度の目安は、少し動いたら汗がでる程度の方が、カラダの冷やすぎを防止してくれます。
2. 冷たい食べ物を摂り過ぎないこと。夏でも温かい飲み物や食べ物を1日に数回取り入れて。低体温防止のために、アイスの食べすぎにも注意。夜は避けて昼間食べるようにし、カラダを冷やすぎないようにしましょう。
 

あっさり軽食!?のつもりが、実は高カロリー

口当たりの良いペストリー類は食事をしている感が薄い!続ければ確実に高カロリー食に!

口当たりの良いペストリー類は食事をしている感が薄い!続ければ確実に高カロリー食に!

カテゴリー2で2つ以上当てはまってしまったアナタ。夏だからあっさりと……のつもりが、実は意外に高カロリー食を食べている可能性があります!

【カテゴリー2】
□そうめんに蕎麦に冷やしうどん等、冷たい麺類が大好き。2人前量を1食に食べる事もある。
□ほぼ毎日アイスやかき氷を食べてしまう。
□夏になるとサンドイッチや菓子パンなど、手軽なパン類を選ぶ機会が増える。
□夏になるとファストフードやコーヒーショップで、一回り大きなドリンクを買う事が多い。

麺類やアイスを食べて、なんとなくあっさりと食事をすませているつもりが、昼間に3食分程度のカロリーをとってしまう恐れまで!

例えばそうめん2人前を食べると712kcalになり、これにつゆ、おかず少々、食後に果物……などを食べていたら、1食で1000kcalもの食事に!おやつにコンビニでアイスを買って+350kcal……これを続けたら夏の終わりに数kg太ってしまうのもムリありません。

【オススメ対策】
夏場に良く食べるものに、どのくらいカロリーがあるのかを知ることから始めましょう!

それからアイス。こちらのアイスを食べても太らない方法でもご紹介した通り、手軽なラクトアイス1個で350kcal以上、かき氷でも200kcalを超えてしまうほど、アイスは想像以上にカロリーがあります。1日1個ずつ食べても1ヶ月で約1kg以上の増に!食べすぎにご注意。

ごはんやパンについては以下を参考にして下さいね!
●口当たりの良いパンは、やはりカロリーが高め!
⇒ご飯派vsパン派…太りにくいのはどっち?
 

こんな食事ではカロリーオーバー!

夏バテ防止を言い訳に、高カロリー食ばかり食べていませんか?

夏バテ防止を言い訳に、高カロリー食ばかり食べていませんか?

カテゴリー3でチェックが入ってしまったアナタは、高カロリー食が日常的になっている可能性大!先ほどご紹介したように、夏は基礎代謝が低くなるので、冬と同じ量を食べたらしっかり体重が増えてしまいます。

【カテゴリー3】
□暑くても食欲が落ちる事はない。
□夏場は喉が渇いたらスポーツドリンクを常飲している。
□果物や果汁のジュースが好きで、水分補給も兼ねて1日数回口にする。
□夏場は特にビールが美味しい!週に3日以上は飲んでいる、
□焼き肉にウナギに揚げ物など、夏バテ防止にスタミナ補給を意識している。
□夏は食欲がないので、ゼリーやプリンなど口当たりの良いデザートを食べる機会が増える。
□旅行に帰省に飲み会……夏休みは外食やごちそうを食べる機会が多い。

そもそも消費するエネルギーが減っている夏。糖分の多いジュースやフルーツ類は、1回口にするごとに100kcal以上をとることに。1日2回で200kcal程度カロリーオーバー!

ビールは中ジョッキ1杯がご飯1膳分。3杯飲めば1食分に匹敵するカロリー。ゼリーやプリンも、満腹感はなくても1個200kcal程度あるものも。

スタミナ食といわれる食事は高カロリーのものが多いので、やたらと食べるのは注意が必要。例えばうな重1食で、約800kcal以上もあります。ごちそうが続くとカロリーも摂り過ぎてしまうので、普段と違う食事が続く時は、意志を持って気をつけないと、あっという間に数kgを増やしてしまう結果に!

【オススメ対策】
暑い夏は体温を上げるためのカロリーが減るので、体重キープのためにも普段より少し控えめに食べておくのがコツ。

まずビールなどのお酒。喉が渇いてついつい飲みすぎがちですが、「お酒とおつまみのカロリー一覧!アルコールのカロリー計算に」を参考に、カロリーを知っておきましょう!

飲み物や甘いものを買う時は、商品に表示されているカロリーをチェック。ひんやり・あっさり感じるものでも、カロリーはしっかりあるので、甘いものは1日1個と決めるのも手です。ごちそうを食べる機会が多い時は、前後の食事で調整したり、自分の食べる量をコントロールする習慣も大切です!

夏が終った時に後悔しないように、知識と工夫で今年は夏太り知らずに。快適な夏を過ごしましょう!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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