シンガポールで味わう世界の絶品グルメ(2ページ目)

洗練された本格インド料理、Rang Mahal（ラン・マハール）

照明を落とした店内はエキゾチックなアジアのムードたっぷりハイエンドなホテルが集まる都市としても知られるシンガポール。そのひとつにパン・パシフィックホテルがあります。国際的なカンファレンスなども頻繁に開かれる同ホテルには、世界の食通を魅了するレストランも多々。そのなかにあって独特の雰囲気で人目をひいているのが、Rang Mahal（ラン・マハール）。1971年にオープンしたモダンインド料理のレストランです。

「元気が出るような料理、記憶に残るような印象的な料理をつくりたい」
と語るのはインドのパンジャーブ地方出身のエグゼクティブシェフ、アマンディープ・シン氏。その言葉のとおり、インド料理の真髄はそのままに、洗練された盛り付けや辛すぎない細やかな味付けがこの店の料理の特長。ちなみに厨房のスタッフも全員インド出身です。

北部を中心にインド全土の料理を楽しめる。プライベートルームもありロブスターやパンプキンスープなど、一瞬「これがインド料理？」と思うような食材や料理のなかにも、チリやマサラなどのスパイスが多用され、インドらしい味わいに。インドから取り寄せているというスパイスの適度な刺激が体を内側から温めてくれます。

昼間は太陽光がはいり、また夜とは違う表情をみせるのも面白いところ。種類が豊富なことで人気が高いランチビュッフェは、実は平日より日曜のほうが安めの料金設定。というのも、平日はビジネスで使う人が多いけれど、休日はプライベートで利用する人がほとんど。「手頃な値段にして、より多くの人に来てほしい」というお店の粋な計らいなのです。

＜DATA＞

• 所在地：3F Pan Pacific H., 7 Raffles Blvd.
• 地図：Rang Mahal（パン・パシフィックホテル内）
• ＴＥＬ：6333-1788
• 時間：ランチ12:00～14:30、ディナー18:30～22:30
• 予算：ランチS$60～、ディナーS$165～
• ウェブサイト：Rang Mahal（英語）

次のページでは、気分はニューヨーク!?　夜通し遊べるアツいエリア！