路地裏でひといき「竹里館」隠れ家風の雰囲気が落ち着く竹里館は気がつけば2~3時間経っていることも。日本人のお客さんも多い台湾にきたら、一度は台湾茶を楽しんでみましょう。歩きつかれたときや食べ過ぎた食事のあとの一休みに、そして雨の日に雨宿りがわりにと、街中にたくさんある茶芸館は何かと使える休憩場所です。そのひとつが竹里館(ジューリーグァン)。館主の黄さんが台湾各地から直接仕入れてきた選りすぐりのお茶がそろう地元でも有名な茶藝館で、満里奈さんも台湾に行くたびに足を運ぶといいます。穏やかに流れる音楽に耳を傾け、シュポシュポ沸くお湯をじっと見つめていれば、いつしか都会の喧噪を忘れているでしょう。竹里館のお茶は日本でも購入できるせっかくなら本格的な茶器で味わってみるのもいいですね。いずれのお茶もプラス100元で、自分でいれる「工夫茶」に変更することができます。茶器の使い方やお茶の淹れ方がわからないという人も、お店の人が日本語で丁寧に説明してくれるのでご安心を。お茶は大別すると、烏龍茶とプーアール茶の2種類。ひとくちに烏龍茶といっても、その色・香り・味わいがまったく違うので、ぜひいろいろ飲み比べてみてください。初めてなら、香り高いことでも有名な凍頂烏龍茶がオススメ。日本で飲みなれているはずの鉄観音も、上品な渋みと濃厚な香りにまるで別のお茶のように感じることも。手作りのデザートのほか、お茶を使ったお料理をいただくこともできます。【DATA】■竹里館(ジューリーグァン)所在地:台北市民生東路三段113巷6弄15號交通・アクセス: MRT中山國中站から徒歩10分。西華飯店の裏地図:竹里館TEL:02-2717-14558時間: 10:00~23:00予算:300元前後~(約1,000円)ウェブサイト:竹里館ぶっとびスープが名物「明福餐廳」なかには日本語を話せるスタッフもそしてもう一軒、満里奈さんもお気に入りなのが、明福餐廳(ミンフウツァイティン)。海鮮料理を中心にした、庶民的な台湾料理を楽しめるお店です。見つけた一瞬、「えっ、ここ!?」と驚いてしまうようなローカルムード満点の店構えですが、一歩足を踏み入れてみると、中は地元の人でいっぱい。店内はそれほど広くなく、大きな丸テーブルが7~8卓あるだけ。は地すぐに満席になってしまうので、早めに来店するか事前に予約をしておきましょう。名物は、フカヒレやあわびなどの高級食材をじっくり煮込んだスープ、通称「ぶっとびスープ」。ただし半日以上前の予約が必要です。気になるぶっとびスープの正体(?)やそのほかの料理については、AllAbout台湾ガイドの方がこちらの記事で詳しく紹介しています。【DATA】■明福餐廳(ミンフウツァイティン)所在地:台北市中山北路二段137巷18號-1交通・アクセス: MRT民権西路站から徒歩10分。1番出口を出て民権東路を右(東へ)。中山北路を右折し、コダックホテルの角を左折した右手TEL:02-2717-14558時間: 11:30~14:30、17:30~21:30予算:1,000元前後~(約3,300円)次のページでは、そのほかの有名店をご紹介しましょう。前のページへ123次のページへ