どれがお好み？ 個性的な機内食サービス

日本を飛び出して海外へ。そこで最初に味わう旅ゴハンといえば、機内食。最近はどの航空会社も機内食に力をいれ、空の旅はより楽しく、美味しく変わってきています。今回はそんな機内食のなかから、ひときわユニークなサービスを取り入れている航空会社4社をご紹介します。

【Index】

• たっぷりのフルーツで風邪予防／ルフトハンザ ドイツ航空
• くつろぎの旅はスターバックスと一緒に／ユナイテッド航空
• 日本と中国をつなぐ空飛ぶパンダ／全日空（ANA）
• 自分スタイルで気ままに楽しむ機内食／ジェットスター

たっぷりのフルーツで風邪予防／ルフトハンザ　ドイツ航空

最近日本でブームのマンゴーも機内で人気のフルーツのひとつ

すっかり寒くなってきた今日このごろ。数ヶ月ごとに新しくなることが多い各社の機内食メニューも季節感を巧みに演出しています。そのなかで体調をくずしやすい今の季節に特に嬉しいのが、ルフトハンザ ドイツ航空のフルーツサービス。

ビタミンを多く含み、風邪の予防効果もあるフルーツは、とくに冬場はたっぷり取っておきたいもの。ルフトハンザでは秋から冬にかけて、機内食で新鮮な果物を大量にサービスしています。これは特定のクラスに限定されたものではなく、快適な機内ライフのために全クラス共通で心がけていることなのだそう。

このサービス、やはり乗客のあいだでも人気が高く、昨年冬に消費された果物は、フランクフルト発のフライトだけでも、例えばリンゴ90トン、バナナ100トン……。これはジャンボジェットとほぼ同じ重量です。いかにたくさんのフルーツを提供しているかがわかりますね。

もともと乾燥しやすい機内では、水分を多く採ることが重要。新鮮なフルーツはそのおいしさもさることがら、健康のためにも積極的に食べておきたいものです。

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