とっておきの美食に出会える海外での食事。でもときには「えっ?!」と驚くような料理を目にすることもあります。盛り付けが一風変わったもの、ゲテモノのように見えて実はおいしいもの……などなど。今回はちょっと趣向を変えて、私が今までに世界で出会ったユニークな料理をご紹介します。
【Index】
見た目も味のうち?! 盛り付けが個性的な料理
|
ウサギのロースト。一見普通の料理ですが、よく見ると……?!! |
まずは盛り付けが個性的な料理から。1つめは、ドイツのフランクフルトのとあるレストランで食べた
ウサギのロースト。味はなかなかだったのですが、なにやら妙なものがお皿に……。よく見るとなんと注射器(もちろんおもちゃ)! そのなかにソースが入っていたのです。マイン川沿いにあるオシャレなレストランで、特に奇をてらった料理を出しているわけでもなかったのに、なぜこの料理だけこんなふうに仕上げたのか不思議。でもまあ、注射器からソースを押し出すなんて、なかなか出来る経験ではないので、ある意味オイシイ料理かも?!
|
ステーキの上に牛がちょこんと載っている |
続いてはアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスで食べた
ステーキ。味もボリュームも抜群、ウェイティングバーもある高級レストラン、Cabaña las Lilas(カバーニャ・ラス・リラス)です。運ばれてきたステーキを見て思わずニッコリ。なんとかわいらしい牛さんの絵が置いてあったのです。その絵柄のキュートさと、高級レストランとしては珍しい遊び心にかなり和んでしまいました。
|
もはや芸術品?! フルーツカービング |
3つめはベトナムのレストラン、Mandarin(マンダリン)。必見はなんといっても
フルーツカービング。ニンジンを塔の形に切ったり、フルーツを鳥に見立てたり、視覚でも楽しめる料理の数々が出てきます。フルーツカービングといえばタイが有名ですが、ベトナムもフルーツが豊富な南国。やはりカービングはお得意のよう。食べるのがもったいない感じですが、もちろんキレイに全部いただきました。
次のページでは、一見ゲテモノ? でも実はおいしい料理をご紹介します。