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心とおなかを満たす極上リゾート、タヒチ

地上最後の楽園ともいわれるタヒチは、心もおなかも満たしてくれる極上のビーチリゾートです。基本情報から名物料理まで、今すぐ行きたくなるタヒチの魅力をお届けします。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

地上最後の楽園ともいわれる、南太平洋の島々。なかでもタヒチは世界中に多くのファンを持つ極上のビーチリゾートです。日本から直行便で11時間、そこにはかつて見たことがないほど青い海と緑の山々、そしてスローライフを心から楽しむタヒチアンの笑顔が待っています。

タヒチの基本情報

美しすぎる海の色。その深さや陽のあたり方で刻々と表情を変える

日本から1万キロ近く離れた南太平洋に浮かぶ島、タヒチ。といっても、タヒチとは国名ではありません。正式名称は、フランス領ポリネシア(FRENCH POLYNESIA)。首都パペーテがあるタヒチ島を含め、118もの島々からなっています。一般的には、これらを総称してタヒチと呼んでいます。

タヒチを訪れる観光客の大半は日本人とアメリカ人。日本ではカップルやハネムーナーに人気ですが、アメリカ人は年齢が高めの方やファミリーなど様々な年齢層の人が訪れています。ダイビング好きの方も多いんですよ。

忙しない日本を離れて、こんな景色をボーッと眺めていると、人生で本当に大切なものが見えてくるかも
タヒチで特筆するべきは、やはりその海の青さ。なかでも、「太平洋の真珠」ともたとえられるボラボラ島の海の美しさは別格です。空の色を映して海は青く輝き、その海の青さを映して雲がグリーンに染まります。パンフレットより実際のほうがずっと美しい! そう思える景色に私はここで生まれて初めて出会いました。

タヒチは、何もせず、ただ美しい海を見ながらのんびり過ごすのが一番似合うリゾートです。海を見ながら本を読み、眠くなったら寝て、喉が渇いたらビールやトロピカルカクテルを一杯。そして、夜はちょっとオシャレをしてフランス料理を堪能――そんな夢みたいな毎日が過ごせる場所なのです。

タヒチの物価はどれだけ高い?!

ルームサービスを頼んでテラスで食べるランチも気持ちがいい
そもそもツアーの代金も高いタヒチ。気になる現地の物価はどうかというと、残念ながらこれもまた高いんです。東京の物価の高さも相当ですが、それ以上に高いと思って間違いないですね。

これは観光客向けのレストランだけが高いというわけではなく、タヒチの物価そのものが高いんです(スーパーに行ってみるとよくわかりますよ)。ホテルなら朝食は3,000円~、ランチも同等、ディナーなら一人最低5,000円は必要です。飲み物を含めると10,000円近くなることがほとんどでしょう。

もちろん、安い食事がまったくないわけではありません。ル・ロットと呼ばれる屋台や、中華料理屋(タヒチには数も多く、安いうえおいしい)など、気軽な値段で入れるお店もあります。とはいえ、せっかく極上の癒しを求めてきたタヒチ。いつもチープな食事ばかりではつまらないですよね。タヒチ旅行は、ある程度お金がかかるものと割り切りましょう。そんな贅沢もタヒチ旅行の楽しみのひとつだし、それだけのお金を払っても行く価値は充分にあります。

次のページでは、タヒチのゴハン事情や名物料理を紹介します。
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