エキサイティングな首都アムステルダムから少し足をのばせば、緑豊かな風景が広がる風車の国、オランダ。この国を代表する食べ物といえばチーズ。日本でも有名なゴーダやエダムは、実は全部オランダのチーズです。

チーズとワッフルの町、ゴーダ

列車での旅は、車窓から見える風景も楽しみのひとつ
アムステルダムから列車で1時間ほどで到着する小さな町、ゴーダ(Gouda)。有名なゴーダチーズの発祥の地です。

運河で囲まれたこの町は、明るくのんびりした雰囲気。キャンドル工房や雑貨屋さんなども多く、ぶらぶら散歩するだけでも楽しいですよ。町の中心のマルクト広場にはあるチーズ博物館は、もともとは1688年に建てられたチーズの計量所でした。

また、ゴーダはチーズのほかにワッフルも有名。オランダのワッフルはストループワッフル(Stroop Wafel)と呼ばれ、平べったい固めのワッフル生地にキャラメルシロップをはさんだもの。ベルギーのワッフルとはだいぶ違います。オランダ全土で食べられていますが、1784年にゴーダのパン屋さんがつくったのが始まり。パン屋さんやスーパーなど、どこでも見かけます。

オランダで一番人気のゴーダチーズ

町のチーズ屋さん。ガーリックやハーブが入った味付きのチーズも人気
オランダのチーズ生産量の6割以上を占めるといわれるゴーダチーズ。13世紀ごろこの町で作られはじめたのが始まりとされています。

チーズの外側を覆う黄色いワックスは保存状態を良くするもので食べるものではありません。中のチーズは薄い黄色。マイルドでクセがない、日本人好みのチーズです。また、熟成期間が長いものはワックスの色が黒く、味も濃厚です。

ゴーダでチーズを食べるなら、まずは町のチーズ屋さんへ。おみやげにもちょうどいい500グラム前後の手頃なサイズもあれば、すぐに食べられる一口サイズのパック入りまでいろいろ揃っています。試食をしながら、好きな味を選びましょう。また、ホテルの朝ごはんでもたっぷり出てくるチーズを楽しめるでしょう。

次のページでは、ゴーダで開催される夏限定のチーズ市をご紹介します。