世界遺産/未来の世界遺産

未来の世界遺産7 死海でプカプカ浮遊体験(7ページ目)

「絶対に体が沈まない」という異次元体験ができると噂の死海。はたしてその真相は? 世界遺産ではないけれどもすばらしい場所を紹介するシリーズ「未来の世界遺産」。第7弾は地上最低所の陸地、中東の死海。

長谷川 大

執筆者:長谷川 大

世界遺産ガイド

死海への道 エアー&ツアー情報

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ヨルダン側からイスラエル側を眺める
ヨルダン側からイスラエル側を眺める。噂だが、死海でプカプカ浮きながら眠っていた旅行者が、風にあおられて気づいたらイスラエルにいて不法侵入で捕まったなんて話もある。©牧哲雄


死海へはイスラエル・パレスチナとヨルダンが国境を接しており、それぞれからアクセスすることができる。

イスラエルの玄関口はテルアビブ、ヨルダンの玄関口はアンマン。ともに格安航空券で8万円前後からで、ドバイやイスタンブール、モスクワなどを経由する。ツアーは8日間18万円前後から。ヨルダン側のツアーの場合は世界遺産「ペトラ」などを含んだツアーが多く、イスラエル側のツアーでは世界遺産「エルサレムの旧市街とその城壁群」「マサダ」などを訪れるものが多い。イスラエル-ヨルダンの国境は通常行き来できるが、国境の審査等が厳しいので時間がかかることもある。

ヨルダン側の東岸は首都アンマンから50kmほど、イスラエル・パレスチナ側の西岸はエルサレムから30kmほど。

死海のベスト・シーズン

年間を通じて、あるいは1日の中でも気温差が非常に激しい。冬は氷点下に落ちることがある一方で、夏は地表面で40度を超えることもある。冬でも昼間なら20度近くになり、また水温は高いので、我慢すれば泳げなくもない。

イスラエルの雨季は冬だが、死海周辺は年間降水量30~100mm程度という砂漠地帯で、雨を気にする必要はほとんどない。

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